サンライズ出版からのお知らせ

2021年 4月 27日

中日新聞で用田政晴著『琵琶湖と古墳 東アジアと日本列島からみる』が紹介されました

 
▼琵琶湖と古墳の関係は/神戸学院大・用田教授 冊子出版
 
 彦根市在住で、神戸学院大人文学部教授の用田政晴さん(65)が、琵琶湖と古墳の関係性をまとめたブックレット「琵琶湖と古墳〜東アジアと日本列島からみる」を、サンライズ出版(彦根市)から出版した。……(中日新聞2021/04/26
 
琵琶湖と古墳 東アジアと日本列島からみる
ISBN978-4-88325-718-8
 

2021年 4月 23日

京都新聞で滋賀県立公文書館企画・編集『歴史公文書が語る湖国 明治・大正・昭和の滋賀県』が紹介されました

 
▼県の歴史 公文書から見る/県立館が書籍発行「大津事件」など歩み解説/全ページ半分 写真や絵図で
 
 ……明治時代の城郭保存、近江商人と近江米、彦根製糸場と工女たち、実現しなかった鉄道路線、鰉(ひがい)やニジマスの燻製などを好んだ皇室と近江の幸、マラリアの撲滅対策、終戦後の進駐軍の接収施設で働いた日本人に焦点を当てた連合軍総司令部(GHQ)の時代などを紹介する。……(京都新聞2021/04/23)
 
歴史公文書が語る湖国 明治・大正・昭和の滋賀県
https://www.sunrise-pub.co.jp/isbn978-4-88325-719-5/
 

2021年 4月 12日

中外日報で小寺慶昭著『近江の狛犬を楽しむ』が紹介されました

 
▼「浪花」の進出 阻む近江商人
 
 全国推定7万対の狛犬の悉皆調査を志す著者が滋賀県の1826社と4寺を調査し、「参道狛犬」1385対を分析した。
 
 県内神社の狛犬の設置率は約61%で、全国平均の59%と比べ少し高い。京都50%、大阪78%、兵庫50%、三重61%、和歌山55%、東京23区43%となっており、戦前に神社合祀が徹底された地域で設置率が高くなると分析している。
 
 全国の神社の参道に狛犬を建てるのが一般化するのは江戸時代の承応年間(1652~55)以降で、大衆化するのは天明(1781~89)からという。県内最古の参道狛犬は甲賀市土山町・加茂神社の1793年の狛犬だが「街道からも外れた村に時期が早すぎる」と首をかしげる。江戸時代の狛犬のほとんどは大坂商人が広めた「浪花狛犬」型だが、近江商人の地元には一切ない。代わりになぜか「出雲狛犬」型が普及していると指摘する。
 
 著者が「日本一の狛犬」とたたえるのが栗東市・大宝神社の重要文化財・木造狛犬(鎌倉時代初期)だ。神殿に置かれる「陣内狛犬」だが、石造狛犬の産地として知られる愛知県岡崎市の職人が本像をモデルとしたことで全国に広まった。獅子・狛犬の違いの俗説の検討や、賽銭泥棒と間違われない工夫など調査中の逸話も面白い。
 
 定価1650円、サンライズ出版(電話0749・22・0627)刊。(中外日報2021/04/02)
 
近江の狛犬を楽しむ
ISBN978-4-88325-199-5
 

2021年 4月 12日

滋賀県立図書館報「図書館しが」で小寺慶昭著『近江の狛犬を楽しむ』が紹介されました

 
▼湖国の本棚
 
『近江の狛犬を楽しむ』小寺慶昭著 サンライズ出版 2020 年12 月刊(1,500 円+税)
 
 神社や寺院の前に置かれた狛犬。本書は、この狛犬に魅せられて、京都・大阪府内の全ての狛犬を調査したのち、滋賀県内の全神社を踏破して狛犬1,385 対を丹念に調べ上げた、滋賀県狛犬の集大成です。
 時代や地域による特徴だけではなく、著者が「日本一の木造狛犬」と推す大宝神社の狛犬を筆頭に、「日本一の石工」と謳われた丹波佐吉の狛犬、信楽焼や備前焼、青銅製の狛犬など、県内の狛犬の魅力について余すところなく紹介します。
 また、狛犬の魅力に加えて、狛犬寄進に込められた当時の人々の気持ちにも著者は思いを馳せます。(「図書館しが」2021/04、225号)
 
近江の狛犬を楽しむ
ISBN978-4-88325-199-5
 

2021年 4月 05日

滋賀民報で小笠原好彦著『古代近江の三都 大津宮・紫香楽宮(甲賀宮)・保良宮の謎を解く』が紹介されました

 
▼「滋賀民報」連載が本に/「古代近江の三都 大津宮・紫香楽宮(甲賀宮)・保良宮の謎を解く」/【書評】成安造形大学非常勤講師・大橋信弥 ”これからの近江古代史研究の道標に”
 
……古代近江の造営された3つの宮都の所在地・構造・遷都理由などについて、最新の発掘調査と古代史研究の成果によって新たな見通しを示されたもので、これからの近江古代史研究の道標になるものといえましょう。現地を訪れる際のガイドブックにもなるように工夫されており、多くの読者は、本書を手に取って、それぞれの近江古代の宮都論を描くことができるでしょう。(滋賀民報2021/04/04
 
古代近江の三都 大津宮・紫香楽宮(甲賀宮)・保良宮の謎を解く
ISBN978-4-88325-715-7
 

2021年 4月 05日

労働新聞で上野善久著『戦後日本流通業のイノベーター ファミリービジネスの業種転換事例』が紹介されました

 
▼【GoTo書店!!わたしの一冊】第12回『戦後日本流通業のイノベーター ファミリービジネスの業種転換事例』上野善久 著/荻野 勝彦
 
 大正6年、近江で酒蔵を営む旧家から一人の野心あふれる若者が上京し、酒類販売業に進出した。“戦後日本流通業のイノベーター・上野久一郎”だ。
 
 当時の東京で人気のあった灘や伏見の名門酒蔵は、新参者は相手にしておらず、久一郎は地酒を扱うことを考えた。ブランド力で劣ることを逆手に取り、飲める店を絞り込んで稀少価値を生み出したのだ。献立は短冊に書いて壁に貼る、冷や酒は一合枡に小さなグラスを入れて溢れるくらいに注ぐなどの経営ノウハウも考案した。
 
 当時は斬新なものだったこの居酒屋スタイルは大ヒットとなり、戦後の復興期にあって山手線駅前の一等地を持つ地主たちが争って開業することとなった。すると久一郎は店舗経営に必要な店員や調理人の育成発掘にも取り組んだ。今の言葉でいえば、プライベートブランドやフランチャイズ展開に近いものだ。本書の前半では、こうした久一郎の様ざまなイノベーターぶりが紹介されている。……(労働新聞2021/03/29
 
戦後日本流通業のイノベーター ファミリービジネスの業種転換事例
ISBN978-4-88325-699-0
 

 

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