弟子吉治郎著『湖猫、波を奔る(うみねこ、なみをはしる)』が「club Keibun」(しがぎん経済文化センター)で紹介されました。ご当地エンタメ小説特集のトップ記事です。
▼広大な琵琶湖は奇想天外!摩訶不思議!?
テレビのプロデューサーでもある弟子吉治郎の『湖猫、波を奔る』は、琵琶湖に秘められた地質学的ロマンをふんだんに盛り込んだスケールの大きな小説。〝神の島〞竹生島に棲みついた黒猫と元飼い主だった笛吹き少女、そして河内風穴や西野水道に惹かれる穴マニアの少年が、それぞれ大人になって竹生島を取材するテレビクルーとともに湖底洞窟の謎に迫る―。作品には滋賀に関するワードが散りばめられ、登場人物によって薀蓄が語られる。一読すればディープな滋賀の魅力をたっぷりと堪能できる。(club Keibun 2016/06/vol.405)