サンライズ出版からのお知らせ

2020年 12月 28日

年末年始休業のお知らせ

 
2020年も小社をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。年末年始は、12月29日(火)から1月4日(月)まで休業いたします。2021年1月5日(火)から通常営業いたします。
 
※休業期間中にいただいたご注文、お問い合わせに関しては、1月5日(火)以降のご対応となります。ご不便をおかけいたしますが、ご理解いただきますようお願いいたします。 
 
明くる年も変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます。
 

2020年 12月 28日

毎日新聞で小寺慶昭著『近江の狛犬を楽しむ』が紹介されました

 
▼県内の狛犬 一冊に/龍谷大・小寺名誉教授が出版
……
 同書によると、仏教の伝来とともに大陸からやって来た獅子像が、狛犬になった。獅子像の起源はメソポタミアにあり、エジプトのスフィンクスや沖縄のシーサーも狛犬のきょうだいにあたるという。
 小寺氏は県内1830カ所の神社などで、計1385対の狛犬を調査した。市町別に神社の狛犬設置率を計算したところ、豊郷町80.0%▽竜王町74.1%▽野洲市73.5%――の順に高かった。体長が最大だったのは大津市の八幡神社で178センチ。これに東近江市の春日神社131センチ▽甲賀市の田村神社122センチ▽彦根市の県護国神社120センチ▽多賀町の多賀大社114センチ――が続いた。
……小寺氏は「初詣などで狛犬を観察する際のポイントが分かります」と話している。(毎日新聞2020/12/28
 
近江の狛犬を楽しむ
ISBN978-4-88325-199-5
 

 

2020年 12月 24日

滋賀報知新聞で中島伸男著『惟喬親王伝説を旅する』が紹介されました

 
▼「惟喬親王伝説を旅する」中島さんが自費出版/奥永源寺など8府県の伝説地巡る 調査・執筆12年の集大成
……
 惟喬親王は、第55代文徳天皇の第一皇子として844(承和11)年に生誕、897(寛平9)年に薨去(こうきょ)されたと伝わる実在の親王で、時の権力関係により皇位を継承できなかったため、都を離れ、各地を旅する逃避行の生活を送ったとの伝説がある。
 その逃避行先で暮らした各地に関わる親王への崇拝や地域との関わりが伝説として残っている。その一つ、東近江市奥永源寺地区の蛭谷(ひるたに)と君ヶ畑集落には、親王が伝授したとされる轆轤(ろくろ)技術により、椀や盆などを作る職人(木地師)が生まれ、全国にその名が広まったとされる。現在も木地師による木工製品が生み出されている。
 親王に関する伝説は、奥永源寺地区をはじめ県内各地のほか、京都、奈良、三重、大阪、石川などにも残されている。中島さんは、伝説のなかの親王の生きざまや崇拝から生まれた親王への信仰と文化に深い関心をもち、12年にわたり、伝説が残る地域への探訪や地元の関係者からの聞き取り取材を重ねて親王の姿に迫り、その集大成として1冊にまとめあげた。……(滋賀報知新聞2020/12/19
 
惟喬親王伝説を旅する
ISBN978-4-88325-708-9
 

2020年 12月 24日

滋賀彦根新聞で小寺慶昭著『近江の狛犬を楽しむ』が紹介されました

 
▼「近江の狛犬」詳細に解説/30年以上研究の小寺さん本に/彦根など設置率5割切る/「氏子意識の低さ」原因?
……
 著者は京都府内の国公立中学校で教員や副校長を務めた龍谷大学名誉教授の小寺慶昭さん(71)=京都府宇治市。1989年に獅子と狛犬の違いを調べたのを機に興味を持ち、以降30年以上、全国各地を訪問しながら「狛犬ノート」にまとめてきた。
 本では県内社寺の狛犬1385対について調査し「大宝神社の日本一の木造狛犬」「近江の神社の狛犬設置率」「近江で最古の参道狛犬」「信楽焼と備前焼の狛犬」「出雲から来た狛犬たち」など10章でまとめた。
 栗東市の大宝神社の章では、鎌倉時代初期に作られ国の重要文化財に指定されている同神社の木造狛犬について「神殿内や階段上の廊下に置かれた陣内狛犬では日本一と言ってもいい」と評価している。……(滋賀彦根新聞2020/12/23)
 
近江の狛犬を楽しむ
ISBN978-4-88325-199-5
 

2020年 12月 17日

朝日新聞で吉田与志也著『信仰と建築の冒険 ヴォーリズと共鳴者たちの軌跡』が紹介されました

 
▼来日から事業発展の16年描く
 
 米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880~1964)。関西学院や神戸女子学院のキャンパスなど、関西には美しい「ヴォーリズ建築」が多い。使い勝手も重視した建物は、近年高く評価されている。
 24歳で来日して以降の16年間中心に描いた一冊だ。滋賀県立商業学校(近江八幡市)の英語教師を経て、事業を拡大するまでの「草創・発展期」にあたる。
 教師時代の最初の教え子でその後一緒に活動した吉田悦蔵の孫、吉田与志也さん(66)が著者。悦蔵の住んだヴォーリズ建築の家で育ち、保管されていた当時の日記や手紙を元に執筆した。
……
 夏目漱石や渋沢栄一ら、歴史上の著名人もちらりと登場する。吉田さんは「ヴォーリズ建築の原点に迫るだけでなく、日本の近代史との接点も知ってもらえたら」と話す。(朝日新聞2020/12/17)
 
信仰と建築の冒険 ヴォーリズと共鳴者たちの軌跡
ISBN978-4-88325-660-0
 

2020年 12月 07日

毎日新聞で、すみたまき作、いずもしげこ絵『えつこさんとムラサキ公園 ALSのおばちゃんの話』が紹介されました

 
▼難病ALS闘病の姿を本に/米原の元教諭 同級生がモデル/県内小中学校に寄贈
 
 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を身近に感じてもらおうと、米原市の元特別支援学校教諭、鷲見環(たまき)さん(62)が学生時代の同級生の患者をモデルにした児童書を出版した。おしゃべり好きの主人公の女性が徐々に体が動かなくなりながらも前向きに生きる姿を描いている。
 
 患者は元小学校教諭の舘悦子さん(63)。鷲見さんによると、2012年ごろから階段を上るのがきつく体に力が入らないなどの症状が出始め、14年ごろにALSと診断された。
 
 鷲見さんは大学時代の共通の友人から「舘さんの姿を伝える物語を作って」とのメールを受け取ったのを機に、約2年前に物語を書き始めた。ALSを題材にした小学生向けの本は少なく、「本を通して舘さんとの会話を体験してほしいとの思いを込めた」と話す。……(毎日新聞2020/12/07)
 
えつこさんとムラサキ公園 ALSのおばちゃんの話
ISBN978-4-88325-703-4
 

2020年 12月 01日

京都新聞で宇野日出生著『近江の神道文化』が紹介されました

 
▼湖国の神道 信仰の形紹介/栗東・小槻大社宮司が刊行/多様な営み 25話に
 
……古文書や文献を基に学術的な記述を心掛けた。フルカラーで、神主しか入れない非公開の場所で撮影した催事の写真もある。
 1話4ページで25話を収めた。テーマは、835年前に起こった大津波で琵琶湖に水没した塩津浜の社(長浜市)▽新嘗祭(にいなめさい)に献饌される特殊なお神酒・白酒(しろき)を醸造する蔵元藤居本家(愛荘町)▽神仏習合の貴重な儀式を継承する日吉山王祭を営む日吉大社(大津市)▽「音曲芸能の神さま」として崇敬を受ける関蟬丸神社(同)―など。……(京都新聞2020/12/01)
 
近江の神道文化
ISBN978-4-88325-706-5
 

 

 

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