サンライズ出版からのお知らせ

2020年 7月 27日

横浜の書店「ACADEMIA 港北店」で開催中の「小さな出版社フェア」に小社刊行物9点も陳列いただいています

 
書店名:ACADEMIA 港北店(くまざわ書店)
 
所在地:横浜市都筑区中川中央1-25-1ノースポートモール3F
    (横浜市営地下鉄「センター北」2番出口を出てYOTSUBAKOを通り徒歩1分)
 
書籍名:『甲賀忍者の真実 末裔が明かすその姿とは』渡辺俊経著
    『ここまでわかった甲賀忍者』甲賀流忍者調査団監修、畑中英二著
    『明智光秀ゆかりの地を歩く』サンライズ出版編
    『明智光秀と近江・丹波 分国支配から「本能寺の変」へ』福島克彦著
    『比叡山の僧兵たち 鎮護国家仏教が生んだ武力の正当化』成瀬龍夫著
    『1冊でわかる滋賀の仏像 文化財鑑賞ハンドブック』文化財鑑賞ハンドブック監修会議監修、滋賀県教育委員会事務局文化財保護課編
    『滋賀酒 近江の酒蔵めぐり』家鴨あひる著、滋賀の日本酒を愛する酔醸会編
    『信仰と建築の冒険 ヴォーリズと共鳴者たちの軌跡』吉田与志也著
    『シニアパッカー世界遺産の旅 イスファハンからイスタンブール4000キロ』山﨑喜世雄・村上哲夫著
 
▼ACADEMIA 港北店(くまざわ書店)
https://www.kumabook.com/shop/kouhoku/
▼ノースポートモール
https://northport.jp/
 

2020年 7月 27日

中日新聞で京都地名研究会編著『近江の地名 その由来と変遷』が紹介されました

 
▼「近江」と「淡海」2つの表記の謎を追え!
 
 今も公共施設や団体、店の名前などに多く使われている、県の旧国名「おうみ」。漢字表記は、近江神宮(大津市)などに使われる「近江」と、ピアザ淡海(同)などに使われる「淡海」の二つがある。同じ読み方で、漢字が二種類あるのはどうして? 県の地名にまつわる歴史や文化、自然についての解説書「近江の地名 その由来と変遷」を刊行した、京都地名研究会の会長・小寺慶昭龍谷大名誉教授(72)に、「どちらが正式?」と話を聞いた。
 
■「遠」「近」の湖
 
「両方正しい」というのが小寺さんの答え。「今の人は正解は一つだと思うかもしれないが、昔は地名の書き方は複数あった。大津市の坂本も、『阪本』と書いても正しい」と、例を挙げて教えていただいた。
 それでは、どちらの表記が古いのか。表記の由来は何なのか。質問を続けた。
 古代の律令(りつりょう)国家によって定められた国名・近江は、もともと「ちかつあふみ」と読み、「近淡海」と書かれていた。「淡海」は湖のことで、読み……(中日新聞2020/07/26)‬
 
近江の地名 その由来と変遷
ISBN978-4-88325-198-8
 

2020年 7月 27日

中日新聞夕刊で、疫病退散!角大師ムック編集部編『疫神病除の護符に描かれた元三大師良源』が紹介されました

 
▼ほんの裏ばなし/平穏願い高僧に熱視線
 
「おおきに。立派な冊子になりましたなあ」。六月十一日、「三川のお大師さん」こと玉泉寺(滋賀県長浜市三川町)にお納めすると、ご住職は早速、仏さんにお供えしてくださった。
 
「滋賀から元三大師を推さなあかんやろ」と思っていた。感染症をめぐる状況は日増しに悪化し、四月十六日、緊急事態宣言が全国に拡大。外出など「自粛要請」により、観光・飲食・小売業などは国から補償もないまま休業に追い込まれた。
 
 あらゆる業界に閉塞感が漂い、書店も閉められ、出版関係のイベントも軒なみ中止。少し明るい話題として注目されたのが妖怪アマビエだ。江戸時代、熊本の海に現れ、病が流行したらその姿を写して人々に見せるよう言ったという。似たような話は、すでに平安時代に元三大師の先例がある。
 
 元三大師とは、比叡山延暦寺(大津市)を発展させた高僧・良源(九一二~九八五年、一月三日が命日)の通称。疫病がはやると角の生えた鬼の姿「角大師」となって疫病神を撃退し、「この姿をお札にして家の戸口に貼るよう人々に配りなさい」と弟子に命じたという。
 
 二〇一二年発行の地域情報誌「み~な びわ湖から」百十四号(おみくじの元祖元三大師特集)に、良源についての総説とお札の写真が載っている。同誌編集室の小西光代さんと、執筆した長浜城歴史博物館学芸員の福井智英さんのご了解のもと、それらも掲載したムックを六月に緊急出版することになった。五月七日のことである。
 
 福井さんが集めた三千院(京都市)や真禅院(岐阜県垂井町)、寛永寺(東京都)、喜多院(埼玉県川越市)などのお札の写真十七点は、小西さんがカラーデータを用意してくださった。
 
 良源の生誕地という玉泉寺や良源の母が出生祈願をしたという大吉寺(長浜市野瀬町)の坐像や御籤箱などの写真は、お寺の許可をいただき、長浜城歴史博物館にデータをお借りした。
 
 表紙には玉泉寺が三月に復刻した江戸時代の疫神病除の護符(角大師のお札)をあしらい、吉田慈敬住職にお寺の歴史についてご寄稿いただいた。
 
 このように短期間で多方面のお世話になった謝意と、コロナ禍終息の願いを込め、編者名は「角大師」の文字を入れた編集チームのような名前にした。
 
 六月十二日、長浜城歴史博物館で福井さんが記者会見。
「アマビエ以前からの伝説が残る地元生まれの元三大師良源のことも知ってほしい」
 
「お大師さん」は宗派を超えて庶民に親しまれ、現在もあつい信仰を集めている。ムックに収まらなかった福井さんの研究成果は、この苦境を乗り越えた後、まとめて世に問いたい。(中日新聞夕刊2020/07/25)‬
 
疫神病除の護符に描かれた元三大師良源
ISBN978-4-88325-693-8
 

2020年 7月 25日

中日新聞で石丸正運編『近江の画人 海北友松から小倉遊亀まで』が紹介されました

 
▼友松ら近江の画人を一冊に/元近代美術館長・石丸さんの書籍
 
……戦国時代に近江の武家に生まれた海北友松、京狩野家の祖である狩野山楽、日野に生まれ江戸中期に活躍した高田敬輔(けいほ)、円山派を近代絵画に定着させた山元春挙、日本を代表する女性画家で二〇〇〇年に亡くなった小倉遊亀らについて、美術館の学芸員や大学教授ら六人の美術研究者が執筆。テーマごとに分類し、各画家の作風や人生、功績を、絵とともに紹介した。コラムでは、滋賀の絵画を語るうえで欠かせない近江八景や大津絵、彦根屏風(びょうぶ)などを取り上げた。……(中日新聞2020/07/24)‬
 
近江の画人 海北友松から小倉遊亀まで
ISBN978-4-88325-684-6
 

2020年 7月 21日

中日新聞で多賀町立博物館編『多賀はゾウの里だぞう』が紹介されました

 
▼アケボノゾウ化石の本だぞう/町博物館まとめ/多賀
 
 多賀町立博物館は町内で発掘されたアケボノゾウの化石の調査記録などをまとめた冊子「多賀はゾウの里だぞう」(サンライズ出版)を作った。
 
 町の自然と歴史について子どもたちに親しんでもらえるようにと、発掘のきっかけから全身骨格の復元までを四百枚以上の写真やイラスト、図を用いて解説。一般の参加者が研究者と一緒に化石を発掘できる「多賀町古代ゾウ発掘プロジェクト」や博物館ができるまでの経緯などについても紹介している。……(中日新聞2020/07/20)‬
 
多賀はゾウの里だぞう
ISBN978-4-88325-692-1
 

2020年 7月 17日

仏教タイムスで、疫病退散!角大師ムック編集部編『疫神病除の護符に描かれた元三大師良源』が紹介されました

 
▼新型コロナウイルスの感染拡大を受け、疫病退治の妖怪神アマビエが流行し、厚生労働省のPRにも使用されたのは記憶に新しい。そこで仏教界で疫病退治のご利益といえば、もちろん元三大師良源であろう。角の生えた鬼の姿「角大師」の護符に描いたものは、今でも全国各地の天台系寺院で授与されている。良源と民間信仰の魅力にフルカラーで迫った1冊。
 
 長浜城歴史博物館の福井智英学芸員の護符コレクションが興味深い。大原三千院は「愛嬌のある表情」、西教寺は「甘いマスクのジャニーズ系」と、角大師のシルエットもさまざまで、これは確かに集めたくなる。良源もかなりの美男子だったため、宮中の女官の目を逃れるために敢えて鬼の面を着けていたという逸話なども紹介される。霊力が高いだけでなく、持戒にも優れていたのだ。
 
 良源の生誕地である玉泉寺(長浜市)については吉田慈敬住職が執筆。同寺には今でも、家の新築や縁談など人生の節目に「お大師様にお伺いを」と人々が足を運ぶ。疫病により混迷する世の中に、大師信仰の役割は大きい。(A5判・36頁・価900円+税)。(仏教タイムス2020/07/16)‬
 
疫神病除の護符に描かれた元三大師良源
ISBN978-4-88325-693-8
 

2020年 7月 15日

京都新聞で須田武志著『ボクが小学生だったころのお話』(非流通本)が紹介されました

 
▼「日常のありがたさ感じて」/栗東の元高校教諭が自伝出版/戦後の生活風景つづる
 
 県内の高校教諭を約40年間勤めた栗東市の須田武志さんがこのほど、自身の小学生時代を振り返る自伝を出版した。戦後間もない頃に過ごした幼少期の生活風景をつづり「物にあふれて過ごす今の子どもたちに日常のありがたさを感じてもらえたらうれしい」と話す。
 須田さんは、彦根東高や膳所高で保健体育を教え、膳所高ではバスケットボール部を率い、何度も全国大会に出場させた。
 定年後に小学生のミニバスケットボールチームの指導に携わる中で、自身の子どもの頃との違いを感じ、執筆を決意した。……(京都新聞2020/07/15)
 

2020年 7月 09日

朝日新聞で、疫病退散!角大師ムック編集部編『疫神病除の護符に描かれた元三大師良源』が紹介されました

 
▼近畿 ほんのとびら
「疫神病除の護符に描かれた元三大師良源」
福井智英ほか著
 
疫病払い 鬼の姿になった僧
 
 新型コロナウイルス感染症の終息を願ってサンライズ出版(滋賀県彦根市)が、平安時代に角の生えた鬼の姿「角大師」になって疫病を退散させたと伝わる、長浜市出身の僧・元三大師良源(912~85)の冊子を出版した。
 
 比叡山延暦寺中興の祖とされ、角大師のほか、鬼大師、豆大師などにもなったという伝承を交え、その生涯を紹介している。
 
 コロナ禍が続く中、急きょ出版を決め、長浜城歴史博物館学芸員の福井智英さんらに依頼。福井さんが地域情報誌に執筆した原稿などを元にまとめた。
……
 表紙は玉泉寺が3月に復刻、配布している「角大師」のお札をあしらっている。(朝日新聞2020/07/09)‬
 
疫神病除の護符に描かれた元三大師良源
ISBN978-4-88325-693-8
 

2020年 7月 07日

京都新聞で、外村彰・苗村吉昭編『詩の立会人 大野新随筆選集』が紹介されました

 
▼詩歌の本棚 新刊評/詩集 河津聖恵
 
……京滋に深いゆかりのある大野氏は、類稀(たぐいまれ)な比喩で人間の実存を鮮やかに言語化した。本書は郷土と同時代の詩人たちの在りし日の姿を、詩人の筆力で生き生きと描き出す。友愛と畏敬と追悼の思いが深められる中で明かされる、詩と土地と人の関わり。詩が土地に根づきざわめき生きていた時代の体温を、詩人の筆力が見事に伝えるのだ。……(京都新聞2020/07/06)
 
詩の立会人 大野新随筆選集
ISBN978-4-88325-681-5
 
人間慕情 滋賀の100人 上
ISBN978-4-88325-030-1(4-88325-030-X)
 
人間慕情 滋賀の100人 下
ISBN978-4-88325-070-7(4-88325-070-9)
 

2020年 7月 07日

八重山毎日新聞で、薗田稔監修、李春子編著『東アジアの「伝統の森」100撰 山・川・里・海をつなぐ森の文化』が紹介されました

 
▼『東アジアの「伝統の森」100撰』―山・川・里・海をつなぐ森の文化―発刊/薗田稔監修、李春子編著
  
……
 本書は「集落の開拓、災害と恵み、文化伝来など人間社会の『生と死』のさまざまな営みと深く関わる森」を「伝統の森」とし、日本70カ所、韓国20カ所、台湾10カ所を選出。森の文化史、植生、状況などを写真と記述で紹介している。
……
 李春子氏=釜山出身=は、東アジアに見られる森と水源に深く関わる信仰、祭祀空間に関する研究と保全活動を行っている研究者。京都大学人間環境学・博士。著書に『八重山の御嶽』などもある。……(八重山毎日新聞2020/07/06)
 
東アジアの「伝統の森」100撰 山・川・里・海をつなぐ森の文化
ISBN978-4-88325-677-8
  

1 / 212
 

最近の10件

月別アーカイブ

ページの上部へ