2008年 2月 18日

懐かしいお客さま

夕方かかってきた1件の電話。28年前と18年前に自費出版の本を出された能登川のTさんだった。実は声だけで、どなたかがわかり、タイトルは思い出せなくても本のサイズや表紙の雰囲気、内容は覚えていた。そんな具合なので、Tさんも「あー、まだあなたが会社にいてくれてよかった」と言ってくれた。
当時はカラー印刷も結構高くついたので、お安くできる方法と、手書き俳画を300枚描いていただき、それを口絵頁に差し込んで製本した。印刷と手づくりの合作本となったが、それが好評だったのは、いうまでもない。
それにしても、張りのある声で昔と変わりない。
「ところでおいくつになられました?」と聞いたら85歳。戦死したご主人の代わりに神職の資格を滋賀県で一番に取って、今なお神社のお仕事をされていると聞く。
2冊の本と追加原稿でまた1冊の本にまとめたいとのお話。
まだまだ元気な高齢者がいっぱいおられて頼もしい限りである。

2008年 2月 16日

大近江展のDM発送

2月28日(金)~3月4日(火)まで、東京日本橋高島屋で開催される滋賀県の物産展、「大近江展」の案内DMを本日発送しました。
今年は大津でも「源氏物語千年紀」を記念して、イヘントが開催されるため、石山寺始め、紫式部ゆかりの近江の地を案内した「近江旅の本 源氏物語の近江を歩く」を近江展で先行販売いたします。同時に「近江旅の本 近江路花歩き」という1DAYハイクの本もできたてホヤホヤを展示販売します。
えっ、にゃんこ本は……?
はい、もちろん、昨年はまだできていなかった絵本のにゃんこやお殿様のぬいぐるみとか、フィンガーパペットとミニ絵本、和紙で作った一筆箋を販売します。
会場は近江の食・職・文化を堪能できますので、ぜひご来場のほどを。

2008年 2月 9日

味噌づくりに挑戦

冷凍ギョーザ問題でもわかるように、「地産地消」「宅産宅消」ならば心配ない。そんなわけで、昨年末に買ったもちつき機に「味噌づくり」のメニューが載っていて初めての味噌づくりをしてみることにしました。
準備する材料は大豆と麹が各1キロと塩400グラム。
大豆は前夜に水に漬けておき、炭火でコトコト指でつぶれるくまで炊きます。

下の写真は陶器のカメと麹と塩をを混ぜたものともちつき機。もちつき機がなくても布袋にゆでた大豆を入れて、ビール瓶で叩いてつぶすとか、すり鉢で擂るとか、マッシャーでつぶすという手もあります。

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もちつき機で大豆をつぶし、一肌の温かさになったら、麹と塩を混ぜた「塩きり」と混ぜます。そのときに大豆のゆで汁を残しておいて少しゆるくなるように加 えます。家にある保存食づくりの本をいろいろ見ると、「半きり」(すし飯をつくる木の桶)に移して混ぜる書かれていたので、さっそく利用してみたとちこ ろ、クルクル器を回しながらこねていけて、なかなか便利でした。
混ぜたあとは、ボール大にまとめて、アルコールで中を拭いたカメの底に少し塩をひいて、味噌玉を詰めていきます。

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空気が残らないように、カメに味噌を詰めていき、上にも塩を少々振って、濡れ布巾とラップで空気にさらさないようにして、押し蓋と重石を載せて、紙でカバーをかけたら、本日の作業は終わりでした。
1か月経ったら、味噌を混ぜ返し、だいたい土用の丑頃から食べられるらしいのですが、さあて、どうなりますやら……。
4カ月後が楽しいような、怖いような……。

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2008年 2月 5日

鳥居本には毎年この時期に獅子舞がやってきます。
山本長太夫一座のお獅子が昨日寄ってくれました。
「あれっ、今年は多いね6人も!!」
毎年見るおじさん以外に若い男性も3人いました。

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そういえば一昨年は改築したばかりの雪の残る寒い日に舞ってもらいましたっけ。
去年は、ちょうど外出していたときに回って来られてみられませんでした。
五個荘から中山道を東へ回るこの一座、私たちは獅子舞といえば、初春の縁起物と
思っているけれど、夏、秋ときまった時期に決まった町や村を回るのですね。
朽木は夏に来るらしいし、中国地方は秋に来るとか聞いたこともあります。
また、来年もどうぞよろしく!!

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さて昨日は、ラジオで「立春朝搾り」のニュースを聞いた午後、
Tさんが今年もその「立春初搾り」を持ってきてくれました。
全国で37の蔵元が参加しているらしいのですが、
こちらは愛知川・藤居本家の「立春初搾り」です。
心もお腹も立春満喫です。
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2008年 1月 28日

青大豆でポークビーンズ

かれこれ6年ほど前だったと思うが、年末にアルバイトに来ていた方から、青大豆をいただき、瓶に入れたまま戸棚にしまっていた。瓶に虫がついてもいなかったし、豆は何十年、何百年後でも、環境が整えば発芽するくらいだから、食べても大丈夫ということで、前夜に水につけ、食することにした。

本当なら、青大豆の色を楽しめる煮豆が良いかとも思ったが、無難なところで豚バラ肉とベーコンを入れてポークビーンズを作ることにし、昼から夕方まで、炭火でコトコト炊きあげ、まめまめしく食卓に載り、「豆=種」の強さに納得しました。

2008年 1月 18日

東京アーティストマンション

一見、アーティストばかりが住んでいるマンションかと思う御仁も多いかも知れないが、実はアーティストのセレクトショップで、作家は日比野克彦さんやひびのこづえさん、タナカノリユキさん達のグッズ販売をしているところ。
で、明日、1月18日から27日まで渋谷のパルコファクトリーで「スペシャルショップ」が開催される。

実は私、妹から誕生日にもらったひびのこづえさんの手作りバッグ愛用者。軽くて結構収納スペースがあって、かわいいので、仕事のときにも使っているのです!! そしたら、かわいいものが大好きな母が、先日同じ型のバッグを買った。今、母子で同じこづえさんバッグを持って出かけるのは、ちょっと気恥ずかしいなと躊躇しているところです。

さて、こんなことをなんでツラツラ書いているかというと、東京アーティストマンションを運営しているのは、妹。
というわけで、ちょっと宣伝でもあります。

2008年 1月 9日

『テクノクラート小堀遠州』売れてます

銀座松屋で開催中の「小堀遠州 美の出会い展」で販売してもらっているのだが、今日追加注文が入った。会期は14日までだから、週末連休を見込んでのことだろう。6日にNHKで、小堀遠州の特集をしていたし、お茶人を中心に人気を博しているようだ。
著者の太田さんは年末・年始と春に出す本の原稿を書いてくださっていたが、3日に展覧会に行かれたと聞いていた。『テクノクラート小堀遠州』もどうやら書き加える史実が出てきたようで、そのうち増補版をとのこと。おかげさまで「淡海文庫」も40冊近くになったが、息長く読まれるシリーズをこれからも作り続けていきたい。

2007年 12月 27日

鳥居本駅の掃除

印刷のN君の提案で、毎週金曜日の夕方に会社の前にある鳥居本駅の掃除を始めて約1年半が経つ。鳥居本駅は無人駅で、時折近江鉄道の彦根駅から掃除に来ておられたものの、無人だからか、とにかくゴミが散乱していたが、掃除を続けることにより、少しずつきれいになってきた。きたないと、「まあいいか」という具合にポイ捨てされるが、小綺麗だとポイ捨てがしにくくなるのだろうなぁ。
日が短くなり、明日は仕事納めだからと、本年最終の駅掃除は本日。みんなが駅掃除に行き、私は留守番しながら、シンクと冷蔵庫掃除をした。
予定通り、年内納めの仕事も片付き、明日は会社の大掃除・忘年会です。

2007年 12月 20日

会社の近くで発掘調査説明会が!

先般新聞に出ていた彦根市宮田町の「六反田遺跡」は、会社から歩いて15分位のところ。会社の2階からは新幹線を隔てた山裾の田んぼで縄文時代の遺跡も見つかったらしい。
現地説明会は12月23日(日)。自転車で田んぼのあぜ道を走れば5分もかからないかも……。
詳しくはこちらを。

2007年 12月 2日

彦根と膳所…お城と高校

来年の春に発刊する本の編集作業をしています。
今回は「城と城下町」というシンポジウムのまとめを本にするのですが、対象となるのが彦根城と膳所城です。そして、膳所高校、彦根東高校のグラウンドの発掘調査があったように、いずれもお城のそばに高校があるんですね。
膳所も彦根もそんな歴史あるまちなかの古い面影がどんどんつぶされていってる時代、かつての学びやの周辺がどんなところだったかを伝える本になればと願っています。

さあて、夜は大津パルコの展覧会の撤収です。

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