2008年 2月 18日

懐かしいお客さま

夕方かかってきた1件の電話。28年前と18年前に自費出版の本を出された能登川のTさんだった。実は声だけで、どなたかがわかり、タイトルは思い出せなくても本のサイズや表紙の雰囲気、内容は覚えていた。そんな具合なので、Tさんも「あー、まだあなたが会社にいてくれてよかった」と言ってくれた。
当時はカラー印刷も結構高くついたので、お安くできる方法と、手書き俳画を300枚描いていただき、それを口絵頁に差し込んで製本した。印刷と手づくりの合作本となったが、それが好評だったのは、いうまでもない。
それにしても、張りのある声で昔と変わりない。
「ところでおいくつになられました?」と聞いたら85歳。戦死したご主人の代わりに神職の資格を滋賀県で一番に取って、今なお神社のお仕事をされていると聞く。
2冊の本と追加原稿でまた1冊の本にまとめたいとのお話。
まだまだ元気な高齢者がいっぱいおられて頼もしい限りである。

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