2006年 11月 21日

佐和山ツアー

土曜日に「三方よし研究会」で『佐和山と鳥居本ツアー』開催。
私は助っ人として、集合の彦根駅で受付のお手伝い。

私は登山道の入口まで同行し、その後は昼食場所の手配のため、
山には登らずだった。
先日、市の教育委員会が山の草刈作業をされたそうで、
きれいな佐和山城跡見学ができたらしい。

で、今回の講師は佐和山研究会のTさん。
第一回のろし駅伝の際、佐和山で、Tさんのレクチャーを聞いた姉は、
「すごい女性が彦根にいる」と驚いていたが、
当日もなかなか堂に入ったお話だったそうで、
参加者は、どこの先生なんやろ?
教育委員会の人かな?
と思っていたらしい。

彦根から、初の女性城郭研究家なんて、
ちょっとステキやないですか。

2006年 11月 12日

余呉町の苦悩

朝のうち、仕事で余呉湖へ数年ぶりに出かけた。
余呉湖観光館は日曜日だけ開館、お隣りの商工会の建物では
「はごろも市」という産直市Tが開催されていた。
私はたいてい、こういったところへ行くと、お野菜を買ってしまうのだが、
たまたま、家には野菜がいっぱいあったのとともに、
どうも出品している野菜たちが、「おいしいよ!買ってね」と
声をかけていない気がした。
それは、陳列や販売方法が良くなかったせいかもしれない。

観光館は以前はレストランもあったが、役場での運営はむずかしく、
近江鉄道に委託。でも近江も国民宿舎だけでも大変だったのだろう。
結局撤回し、今は一階で写真展をしていた。

2階には立派な会議室があるらしく、グリーンツーリズムの研修会が
開催されていたようだ。

羽衣柳のそばにはビジターセンターがあり、漁協事務所が入って
いたが、奥のレストランは休業中。

はごろも市に出店していた地元の奥さんの話では、このへんで
食事ができるといえば、国民宿舎とビジターセンター隣の民宿兼食堂
だけだという。

余呉町長が原発誘致を考えているという話は、
この現状をみれば、わからないでもない。

しかし、たとえば朽木の朝市があんなに盛況なのは、
商工会の事務局長の仕掛けと勉強、努力があったからだ。

もう一度、地元の自然を見直し、訪問者がくつろげるスペースを
作るには、すでにある箱物をどのように活用するかを考えていくべきだと思う。
余呉駅から降りてすぐに余呉湖があるという、過疎地にしては
稀なる交通の利便さを見落としているのではないだろうか?

美味しいケーキとコーヒーが飲めて、奥さんはタペストリーなどの
手工芸品を製造販売しているなどというお店が、
ビジーターセンターの場所にあれば、最高だろうな。

結局は人間の努力と熱意だと思うが、いかがなものか。

ともかく、日曜日だけの開館とは聞いたが、営業のF君が
交渉しておいてくれたので、余呉湖観光館で本を置いてもらう
ことにした。

2006年 11月 11日

ネットショップとネットバンキング

仕事でネットショップを開設したのが確か2003年。
最初は支払い方法を郵便振替と普通銀行だけにしていたところ、
ある読者から、「追加金額を払っても代引のほうが便利」と言われ、
代引を採用した。
そのうち、ネットバンキングは振込手数料も割安だし、とネットバンクを
追加した。

このところ、注文が増えてきたのもあるが、支払いをネットバンキングで
されるお客様が増えてきた。

考えてみれば、私も個人の振込みはネットですることが多い。
銀行まで車を走らせ、ATMで並ぶことを思えばずっと楽だものね。

でもカード決済することも多いことを考えると、カードもこれからの検討課題だ。

2006年 11月 5日

上平寺城へ

昨日行なわれた「全国中高サミット」の2日目は、
夢枕獏さんと上平寺城を歩くツアー。
京極氏館跡へは何度か行ったものの、城跡を知らない私。
これでは話にならないと、今回参加しました。

IMG0001.jpg

まずは、竪堀のところで米原市教育委員会の髙橋さんが
京極氏の歴史もあわせての説明です。
列の前は髙橋さん、中頃には千田嘉博先生、後ろには
中井均さんというお城の専門家がガイドという豪華キャスト。
片道約50分、登り始めは急坂でちょっと辛かったというのが本音。
それなのに、千田先生は急坂でも、息も切らさず、参加者の質問に、
歩きながら延々とお話をされていて、登り慣れておられるというか、
タフというか……。
私はその話を後ろから聞きつつ、ひたすら黙々と歩き続けてました。

でも、空気がさわやかで、お天気も良く、だんだん気分爽快に。
三の丸を過ぎた頃からは、まさにピクニック気分。

あれが土塁で、こちらが……と歩きながらの解説付きの
キャッスリングって楽しいですね。なるほど、よくわかりました。

HONMARUIMG0001.jpg

本丸へ到着してしばし休憩。
モンベルの社長さんが奏でる横笛演奏の心地よさに、すっかり寝入って
いる人もおられました。
で、右に座っておられるのが夢枕獏さん。

山を降り、京極氏館跡で昼食の後は、野点席をしつらえて
みなさんで優雅なひととき。

TEMAEIMG0001.jpg

私は石州流を習っていたという中井さんのお手前を
頂戴いたしました。

さあ、また明日から、こんなステキな山城歩きを
多くの人に味わってもらうために、本の販売、がんばります。

2006年 10月 26日

びわ湖環境ビジネスメッセ

もう9回目の開催となったらしいが、実は今まで一度も会場へ
行ったことがなかった。それにしても、次々と人が入っていく。
新産業振興課のNさんの話だと、入場者もテレビカメラも昨年より
多いそうだ。

私は、今お仕事を請けている会社が出展されているので、
見に行ったのだが、それ以外にも中小企業同友会でご一緒の
方や、呑み会でご一緒する方のブースも何社か発見!!

みんな、若手が頑張っている。そして、いずれも社長が歩んできた
仕事・製品とは違う新分野へ取り組んでいる。
「環境」をテーマにしたメッセを9年も前に始めた滋賀県、
そしてそれに呼応して環境ビジネスに取り組む地元企業。
半分は県内の企業ブースだと聞いたが、明日を担う若手
企業家の様子を見て、ますます盛んになることを願うばかり。

企業以外にも、地元大学のブースがあり、滋賀県立大学の
廃棄物バスターズチームも参加していた。
学生のときから、ビジネスメッセに参加しておけば、
就職してからも、ドギマギすることなく、よい経験になるだろうね。

廃プラ利用の植木鉢(土とチューリップの球根付)をお土産に
いただいた。ありがとう。

植木鉢は、そのまま社内緑化係の社長に渡しておいた

2006年 10月 22日

お城ファンの女性が増えてる

先般、ある講演会が終わったとき、
「Kさんへ若い女性が差し入れをもってきた」と
いう話を聞きました。
Nさん追っかけ女性ファンがいることは以前聞いたことがあるけど、
Kさんもそうだったのか。

昨日「本を持って歩くの重いから…」と言われたので発送を
承った60代前半の女性は島根県から来られた方でした。

今日お出会いした50代の女性は、会社へ立ち寄られて
本をご購入されたとかで、聞けば名古屋の方。

最近、買われた本にサインをしてもらっておられる
光景も見かけます。

そうだ。お城本もサイン会をしてもらう機会を
作らなきゃいけませんね。

2006年 10月 15日

摺針峠でナンパ?

むかご採りに行こうと摺針峠を自転車押して昇っていたら(私の自転車ではよう上りきれない)、
颯爽とロードタイプの自転車に乗ったお兄さんに、
「ハーコ」と声をかけられてしまった。
長靴はいて、わらの籠を腰に巻いたおばさんをナンパする男性が
いる訳はなく、高校の同級生のN君だった。

三年前から乗っているらしく、ウェアもバッチリ、ロードレースにも
出ているそうだ。
今日は余呉まで行くという。
さすが、薬剤師。健康的じゃないですか。

で、私もむかご採りの合間に峠から山道の尾根を少し歩いてみた。
このへんに、菖蒲嶽城跡というのがあるらしいが、
いったいどこなんだろう?
私が登ったのは、送電線の鉄塔しかなかった。

でも、ひと汗かいて爽快でした

2006年 10月 11日

10月は8冊の新刊!!

6月頃から大変になるなあと思っていたら、案の定、今月は8冊も
新刊が出る。と言いつつ、もう10月も1/3済んだのに、
刷版に回ったのは、2冊だけ。
どうしても日を譲れないものばかりだが、修正作業中が実は3冊もある。

組版オペレーターはみんな書籍以外にも何件かの仕事を持っているため、
かけもちで頑張っていることを知ってるだけに、そうそう無理も言えず、
内心ヤキモキだが、平静を保とうとしている。

1階の印刷部のメンバーも時折組版部のヘルプをしてくれていているし、
チームワークで頑張っている姿にしばし安堵。

今日、ひとつの本のカバーデザインが出来上がり、
著者に見てもらったところ、一発OKで、一安心。

で、発行順に書名を並べてみると……
・近江富士まんだら
・近江商人ものしり帖
・近江城郭探訪
・近江の山城ベスト50を歩く
・芋と近江のくらし
・近代日本の教科書のあゆみ
・戦国から近世の城下町
・地域政治文化論序説

読書の秋、どうぞ一人でも多くの人に読んでもらえますように!!

2006年 10月 5日

目利きとは……

以前、湖東焼に造詣の深い人に聞いた。
「どうして本物かどうか見分けるのですか?」

答えは
「とにかく良いものをたくさん見ることや。
何度も失敗することかてあるよ。
でも、まずは見ることから始まる」

書物で勉強も大切だけども、まずは見ることから始まるのだ。
そして音楽は聴くことから始まるのだ。

薀蓄、能書きなんていうのより、まずは体験なのね。

秋、コンサート、美術館、博物館、シアター……。
まずは五感を研ぎ澄ますことだ。
馬肥ゆる秋でなくて、目肥ゆるあき、耳肥ゆる秋の到来です。

2006年 10月 1日

有村治子議員、ありがとうございます!!

滋賀県出身で五年前の参議院議員比例区で当選された有村治子議員の
初めての「国政報告会」が昨日、今日の二日にわたり、開催されました。
有村議員のことは出馬されたときからお名前は存じていたのですが、
お出会いは『12歳から学ぶ滋賀県の歴史』がきっかけでした。

このことは昨年夏、「ほんつな」にも書いていますが、
『12歳から学ぶ滋賀県の歴史』が
県内の中学校の先生がまとめられたこと、
この1冊で滋賀県の歴史がよくわかると、
東京の滋賀県人会でご紹介いただいたことからです。

その場に居合わせた友人から話を聞き、私どもは
びっくりし、思わずメールでお礼を申し上げると、
とても弾んだハキハキした声でお電話をいただき、
「これからも勝手連として、本を紹介していきますね」と
おっしゃっていただきました。

ところが、当社の販促・営業がまだまだ弱いため、
各地でご紹介をされる度に
「どこの書店へいけばこの本が買えるか?」という
ご質問があるそうです。

そこで、「今回の報告会の会場に本を持ってきて売ってもらえますか?」という
ご連絡を受け、本を持参して多くの方に本を知っていただき、
またご購入いただきました。

5年前、野田聖子議員に出した手紙がきっかけで
選挙に出馬されたということは聞いていましたが、
地盤・地名度のない比例区選挙戦での大変だった様子を
ビデオで見て、そしてお話を聞き、涙がとまりませんでした。

初めて政治の報告会なるものに出かけたのですが、
簡潔明瞭なお話ぶりと、身近な問題にひとつひとつ取り組み、
成果を上げておられることがよくわかりました。

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活動の成果のひとつであるマタニティマーク

2会場とも有村議員の地道な教育支援活動につながる
多くの参加者が集まられ、その熱気が伝わった会でした。

小泉内閣では文部大臣政務官を務められましたが、
安倍新内閣では4日の午後1時から、
教育・家族支援・公共政策・厚生労働について
代表質問をされるそうです。

治子先生の期待に応えられるよう、私どもも
地域の歴史・文化を伝えていこうと思っています。

教育・家族支援・公共政策・厚生労働について
代表質問をされるそうです。

治子先生の期待に応えられるよう、私どもも
地域の歴史・文化を伝えていこうと思っています。

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