2005年 9月 19日

近江戦国の道リニューアル

朝から空模様が怪しかったが、思い切って湖北へ取材に出かけた。近江歴史回廊ガイドブックシリーズの第1作『近江戦国の道』の再取材のためである。
10年前、知識が乏しい中、かなり大変な思いで発行にこぎつけたことを思い出していた。しかし今日は、長浜城歴史博物館が発行した『北国街道と脇往還』という頼もしい相棒が同行するので、心強い限りである。本書は、旧街道を克明にたどる地図が満載、さらには親切な道標の案内があり、初めて訪問するところが多かったのも関わらず大変重宝し、スムーズな取材ができた。
2003_0121戦国に道0012.JPG

小谷城黒門跡付近

近江戦国の道は、シリーズ本の中でもダントツに人気があるが、発行後、10年を経過すると、周辺状況が変化し、また発掘調査によって新しい発見があるなどの理由で今回は、大幅に修正を加えることとした。今秋は、戦国の道に続いて『近江戦国の女性』『(仮題)功名が辻の舞台を歩く』が控える。

『近江戦国の女性』はいま、まさに旬の畑裕子さんが、連載作品に大幅にて筆を入れておられる。当社では2作目になるが、格段にさえた筆致が、彼女の新しい境地が生まれそうな気がして、大いに期待している。11月中旬、発行予定となっている。

畑裕子さんの『近江百人一首を歩く』は現在品切れになっています。
もうしわけありませんが、次回作をお楽しみください。

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