2005年 8月 02日
12歳から学ぶ滋賀県の歴史
事務所のKさんの弾んだ声を聞くと、大量注文が舞い込んだことがわかる。いつも元気なkさんだが、電話の声のボリュームがことと次第でぐんと変わる。
「すごい、前の注文分がほとんど完売のようです。夏休みですから」
という声を残して発送の準備を始めた。
そうなんです。3月末に発売した『12歳から学ぶ滋賀県の歴史』おかげさまで好調です。
当社としてはかなり無理をして単価を下げ、初版部数もいつになく大量となったので、売れなくては大変なのだが、販売状況は上昇機運。嬉しいことである。
編集を担当したK君。いい仕事をすることは皆が認めるが、何せ納得いくまでとことん調査する。
せっかちな私にとってはこの上もなく精神的につらい日々が続くが、出来上がってゆっくりと読むと、いつも納得できる内容に仕上がっている。
出版を始めた当初、やはり大きな迷いがあった。そして2足のわらじを脱ぎ捨てる勇気がなかった。
しかし、ようやくサンライズの本が目指す方向がはっきりしてきた。
『12歳から学ぶ滋賀県の歴史』が誕生するまでには、多くの問題をかかえながらすすめてきたが、販売が堅調なことは、苦労も吹き飛んでしまう
Kさんの元気とK君のこだわりが次第に社内に広がりつつある。誠に頼もしことである。
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