戦国近江伝 江争
山東 圭八
四六判 256ページ 上製
ISBN978-4-88325-700-3 C0093
奥付の初版発行年月:2020年09月
書店発売日:2020年09月18日
在庫あり
四六判 256ページ 上製
ISBN978-4-88325-700-3 C0093
奥付の初版発行年月:2020年09月
書店発売日:2020年09月18日
在庫あり
FAX注文用紙(PDF)
江北(北近江)の小谷山に拠点を置く浅井氏の二代・久政に嫁いだ伊香郡の土豪井口弾正の娘・阿古は、幼い長女と別れ、人質として六角氏の観音寺城へ赴く。そこで生まれる子・猿夜叉(長政)。六角氏に家臣として従う一方、江北から復権を目論む京極氏とも関係を深めていく久政。六角氏との対決を迫る遠藤、百々、磯野。永禄三年、ついに愛知川と宇曽川に挟まれた肥田城において近江を南北に分けた決戦の時が訪れる。「何を賭けるのか、分かっておるのか。領民の暮らしじゃ。領民たちの命じゃ」民思いの忍従の人、浅井久政と妻・阿古を主人公に近江を二分した六角氏との攻防を描く歴史小説。
一章 水争い
二章 内省
三章 人質
四章 境目
一の砦 鎌刃城主堀家
二の砦 菖蒲嶽城主今井家
三の砦 佐和山城主百々家
四の砦 太尾城
五章 従軍
六章 水攻め
七章 決戦
八章 大返し
九章 生み
あとがき
滋賀県出身。彦根東高校、立命館大学卒業後、滋賀県で勤務。
コメントはまだありません。