もはや堪忍なり難く 大塩平八郎の乱

もはや堪忍なり難く 大塩平八郎の乱

竹中 敬明
四六判 224ページ 並製
ISBN978-4-88325-828-4 C0093
奥付の初版発行年月:2024年09月
書店発売日:2024年09月25日
在庫あり
2200円+税

内容紹介

天保年間、相次ぐ大飢饉。大坂でも奉行所の無策、商人の金儲け主義などにより餓死者が続出した。元東町奉行所与力の大塩平八郎は、民の窮状を救うべく、自身の磔・獄門や親族の累刑をも覚悟で、徳川の絶対体制に立ち向かった。大塩と彼を取り巻く者たちの葛藤、生きざまを描く歴史小説。

目次

一   この世の地獄
二   天保飢饉
三   再びの大飢饉
四   東町奉行所与力
五   陽明学者の顔
六   剛腕にして、人情あり
七   若隠居となる
八   東町奉行、跡部山城守
九   噴出する怒り
十   決起への葛藤
十一  巧妙な作戦
十二  強硬な反対者
十三  秘かな準備
十四  密訴者出る
十五  泣いて馬謖を斬る
十六  決起の強行
十七  あっけない結末
十八  惨めな逃避行
十九  執拗な探索
二十  潜伏 最後の時
二十一 苛烈な処分
    大塩事件のその後
    大塩平八郎「檄文」

著者プロフィール

竹中 敬明(タケナカ ヨシハル)

1941年、岐阜県大垣市生まれ。岐阜県立大垣北高等学校卒。岐阜県参事など歴任。著書に『知っておきたい国旗・旗の基礎知識』岐阜新聞社(2003)、『四季の年中行事と習わし』近代消防社(2010)、『命の島 遠州船遭難顛末記』羽衣出版(2022)。

   

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