原稿づくりのポイント

 

目次をつくって全体の構成を考える

全体の構成を考える場合、まず内容を大きく分けます。
 
それが2つであったり5つであったりするでしょう。さらにその中にポイントとなる項目があるはずですから、それを書き出してみましょう。大きな内容分類とその中にふくまれるポイントが一目瞭然となります。それに順番をつければ仮の目次ができます。
 
あとは、目次にそって書くか、書きやすいところから始めてみるのもよいでしょう。またいろいろな類似本を見て、参考にするのもよいでしょう。
 
自分史の場合は、まず自分の履歴を書いてみて、山あり谷ありの人生の流れをつかんでみましょう。その中で、特にこの部分を書きたいと思ったなら、そこを集中的に書くのもよいでしょうし、歩いてきた足跡にそって筆を進めるのもよいでしょう。
 
また当時の世相、日本や世界の動きを調べてみると、記憶もよみがえり、幅のある視野で書くことができます。

わかりやすい原稿をつくる

原稿は、文字だけでなく写真や絵、地図など本に掲載するすべてを指します。
 
原稿がわかりやすくできていますと、制作が大変スムーズに進みます。逆に不完全な原稿だと制作費用にはねかえることもありますので、最低限の約束ごとを守って、原稿を作りましょう。文章原稿は書きあげたけれど内容に自信がない、チェックしてもらいたい。そんな時は遠慮なくお申しつけください。
 
費用がかかりますが、書き直し(リライト)もいたします。また、お忙しい方、身体の具合が悪い方など原稿がつくれない場合は、録音テープ起こしや、直接話を聞きながら原稿をまとめあげることも可能ですのでご相談ください。

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