本づくり最初のポイント

 

読者は誰でしょう?

 
おつくりになる本は、どなたに読んでいただきたいのでしょうか。
 
子どもたちや親戚の方々だけで充分でしょうか? いつも年賀状をやりとりする方々までお考えですか? あるいはもっと多くの人に読んでいただきたいのでしょうか? まずその希望を教えてください。
 
読んでいただきたい対象がわかれば、部数や装丁レベルが見えてきます。そしてそれにつながる費用や納期の概略もお話できます。

本の仕上がりイメージは?

 
本の仕上がりイメージはどのようなものをお考えですか。
 
一般の書籍は大きく分けて上製本と並製本の二つの製本方法があります。上製本は表紙の芯に厚い紙を使い、布や紙などでくるんだ頑丈な装丁となります。
 
並製本は上製本よりも簡易で安価な製本方法で、文庫本や雑誌・ムックなどがそれにあたります。表紙やカバーを多色刷にして、洒落た本をつくる方も増えています。
 
ご希望の仕上がりイメージがわかれば、内容と合った装丁のご提案をいたします。

いつ頃までに必要ですか?

 
おつくりになりたい本の完成日が動かせない場合があります。
 
追悼集や遺稿集であれば法事の日まで、あるいは記念誌や社史の場合は式典に間に合うようになど、できるだけ余裕をもって決められた日までに完成しなくてはなりません。
 
ともかく、制作スケジュールを組んでみましょう。もし日程に余裕がない場合は、校正時間を短縮させていただく等、双方の協力体制が必要となります。

ご予算はどの程度をお考えですか?

 
自費出版を考えるうえで、どの程度の金額がかかるのかは最も気になる点だと思います。しかし、これまでに述べてきた、「どのような本をつくりたいのか」という書籍像が見えなければ、ご予算に対すご提案もできません。
 
まずは、「こんな本をつくりたい」「こんな人に読んでほしい」「いつまでにつくりたい」といった想いをお聞かせください。
 
こうした想いを本のカタチに仕上げるのが私たちの役目です。弊社には、過去に多くの本を手掛けたノウハウがあります。
まず、十分にお話をうかがったうえで、お考えのご予算も踏まえ、ご提案、お見積りをさせていただきます。

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