伝統技術による現代的価値創造

伝統技術による現代的価値創造 滋賀県彦根市 井上仏壇の製品開発戦略

大橋 松貴
A5判 192ページ 上製
ISBN978-4-88325-765-2 C3034
奥付の初版発行年月:2022年07月
書店発売日:2022年08月08日
在庫あり
2800円+税

内容紹介

彦根仏壇は工部七職という職人(工部)と仏壇店(商部)により、製造・販売されており、井上仏壇は仏壇の部品の検品、組立、販売を担う企業(商部)である。本書では工部の伝統技術を仏壇以外の分野に生かし製品開発してきた井上仏壇の戦略を詳述・検討。

目次

第1章 本研究の枠組みと研究視座
第2章 井上仏壇のはじめての異分野での製品開発――「Black & Gold Collection」
第3章 彦根仏壇からカフェ用品の開発へ――「chanto」
第4章 地域プロジェクトにおける製品開発――冷酒カップ
第5章 滋賀県内の酒造業者とのコラボレーション――ぐい飲み
第6章 彦根仏壇の伝統技術を結集した「魅せる」ブランド――「INOUE」
第7章 本研究のまとめと今後の課題
補章 伝統産地の特性と活動――滋賀県彦根市を中心とした彦根仏壇産地の事例

著者プロフィール

大橋 松貴(オオハシ マツタカ)

1984年生まれ。
滋賀県立大学大学院人間文化学研究科地域文化学専攻博士後期課程修了。博士(学術)。
現在、滋賀県立大学博士研究員。
研究領域は地域産業、まちづくり、観光。
単著に『観光都市中心部の再構築―滋賀県長浜市の事例研究』、共著に『入門 観光学』。

   

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