滋賀の福祉を考える

滋賀の福祉を考える 歴史と実践のなかから

「滋賀の福祉を考える」編集委員会 編
四六判 248ページ 並製
ISBN978-4-88325-343-2 C0036
奥付の初版発行年月:2007年11月
書店発売日:2007年12月06日
在庫あり
1200円+税

内容紹介

近江学園やびわこ学園の設立とその実践、「障害児の早期発見・早期対応」のための乳幼児検診システムの確立、福祉圏構想に基づくサービス提供体制の充実など、多くの先駆的な取り組みが図られてきた滋賀県の福祉の軌跡をふりかえる。

目次

はじめに 嘉田由紀子(滋賀県知事)

巻頭の言葉
  糸賀一雄の福祉の思想に思う 辻 哲夫(前、厚生労働事務次官)9
  「この子らを世の光に」と共に 日浦美智江(社会福祉法人 訪問の家 理事長) 13
  糸賀思想と社会保障 京極高宣(国立社会保障・人口問題研究所 所長) 17
  私の糸賀先生 宮城まり子(ねむの木学園 園長) 21

糸賀一雄の思想と近江学園の実践 —この子らを世の光に—  齋藤 昭(社会福祉法人大木会 理事長)
  糸賀一雄と二人の偉大な教育実践家との出会い 26
  敗戦後の日本再建のために 31
  近江学園の実践と課題への取り組み 42
  「発達保障」の立場にたつ糸賀福祉思想の成立と展開 58

滋賀県の福祉圏構想の取り組み  川上雅司(滋賀文化短期大学 教授)
  「滋賀県社会福祉計画」と地域福祉の推進 75
  福祉圏構想の推進 90
  滋賀県社会福祉学会の開設 119

地域福祉構築に向けた先進的な取り組み  北岡賢剛(滋賀県社会福祉事業団 理事長)
  障害者ケアマネジメントから自立支援協議会へ —サービス調整会議を軸に— 127
  必要なとき必要なサービスを —障害のある人に必要な地域生活支援サービスとは— 140
  滋賀県の福祉圏構想と障害者施策の展開 149
  グループホームの発展 —民間下宿から生活ホーム、そしてグループホームへ— 161
  滋賀県の福祉施設における造形活動について 168

今日の滋賀の福祉の状況  嶋川 尚(滋賀県社会福祉協議会 副会長)
  若手厚生官僚と福祉行政 —障害福祉施策を中心に— 179
  県民と行政のパートナーシップ
  県民が声を上げ行政が支えた「抱きしめてBIWAKO」 195
  県民と行政のパートナーシップ
  行政施策を県民も共に取り組んだ「光の中に子供たちがいる」 207

滋賀県の福祉関連年表 217

あとがき

   

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