2011年 2月 26日

湖北に春を呼ぶ一俵鏡餅!

 
これは、新刊『川道のオコナイ』の副題です。
 
今日、サンライズに到着したので、さっそく中身をパラパラ…
 
実は、社内にはこの川道に住んでいる男性社員Mさんがいます。
そのMさんもやはり毎年オコナイに参加していらっしゃる。
毎年2月は、平日にオコナイの要出席の行事があると、そのためにお休みされている。
なので、私にとって「川道のオコナイ」は大変身近な話題でもありました。
 
一方で、私はもともと(旧)長浜市出身なのですが、地元にいたころ、
「川道のオコナイはスゴイ」
という漠然とした噂だけ伝え聞いていて、
オコナイに関してだけは、(旧)びわ町川道というところは、
何か神秘的な近寄り難さ?がある感じをずっと受けていました。
 
『川道のオコナイ』の著者中島誠一さんが本書のなかで書かれているのですが、
川道は「オコナイの聖地」といわれ、その起源であるかのように喧伝されていた…が、
「元来、「自分の村」の五穀豊穣、村内安全を祈願しておこなわれる局所限定された祭」
なのであり、
実態が明確にされないまま噂が一人歩きしていた、「正体不明の聖地」でもあった。
という部分、とてもよくわかります。
 
それだけに、そのオコナイがとうとう本になるんだ!と、ひそかに楽しみにしていました。
今までもやもやしていてわからなかったものがついに明らかになる!
というワクワク感のような。

 
ページをめくって、とくに後半、随所にMさんの姿を発見しながらも、
つい目をうばわれたのが、ウワサの「一俵鏡餅」!
 
それがつくられる工程から、
カラー写真で大きくはっきり、わかりやすく説明されているんですが、
そうだったんだ~!!この鏡餅!この独特なズドンとした形は、こうやってつくられてるんだ!
一俵だから相当大きい。写真でさらっと見てしまうと伝わりにくいだろうけど、
「一俵分」だということを頭に置きながら想像すると、
また、写っている人と比べてみると、
これは実際に目の前にしてみたらさぞ圧巻されるだろうなあ~と思いました。
それを七つも…!!

 
すごい。
機会あれば、是非見てみたい。
と思いました。
 
オススメの、一冊です。


 

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