2011年 8月 24日

『目の眼』10月号(8/27発売)をご覧ください!!

 
里文出版の古美術・骨董案内雑誌『目の眼』10月号がサンライズに届きました☆
 
今月号の特集1は「近江の神仏―祈りの国の霊峰を訪ねて」
 
「神仏います近江」展期間中に展示される数々の寺宝、仏像、美術品紹介のほか、
開催3館の学芸員の方々が近江の神仏の魅力について語る座談会の様子と、
カメラマン寿福滋さんが湖南の霊峰(パワースポット)を案内するという内容です。
 
まずは特集のほとんどすべての写真を提供している寿福さんの素晴らしく美しい写真に「さっすがぁ~~」と惚れ惚れしながら、
順番に読み進めて、
座談会で語られる近江の神仏については、とても興味深く、ますます秋が待ち遠しくなりました。
印象深かったのは、
今でこそ分けられている神(神道)と仏(仏教)とが、本来は合体して一つの世界をつくっていた、
そういう昔の神仏の形が近江はわりと残っているというところ。
また、滋賀近美の髙梨氏が語っておられる部分で、
近江の「仏像を見るということは、仏像をとりまく人々の生活やあり方を合わせて見ていけるんです。
近江の仏像は、人の匂いがする」と。
これにはとても、仏像を見る目に親近感を与えてくれるというか、仏像が自分に身近に感じさせてくれました。
 
…と、
わたしが一部を取り上げて紹介したところでまったく言葉足らずですので、
是非是非『目の眼』10月号を手に取り読んでくださいね!行きたくなりますよ~
 
あと、寿福さん案内する湖南の絶景パワースポットも大変面白かったです。
ふだんは停車しないので知らないと訪れることのできない「石仏を祀る駅」。
「奇岩の山」金勝山(こんぜさん)の金勝寺と震岩(ゆるぎいわ)。巨大な狛坂磨崖仏。
太神山(たなかみやま)の巨岩の上に建てられた不動寺の奇構。
ああ~見たい見たい見たい!!
車で近くまで行けるものの、最後は歩いて坂を上らなければ見れない。
と言われればよけい行きたい…。
湖南アルプスは少し歩いたことがあるけれど、確かに絶景ビューポイント。
秋に歩いたら、そしてそのなかで石仏にお目見えできたら、素敵だろうなあ。
 
 
この特集はすばらしく、「神仏います近江」への期待を高めてくれるものです!
どうぞご拝読ください☆☆☆☆☆

 
あ、それと。
特集最終ページにはサンライズ出版の『近江の祈りと美』(写真/寿福滋、文/髙梨純次)が紹介されています。
 
『目の眼』編集担当者さま、どうもありがとうございました!!

コメントはまだありません

コメントはまだありません。

この投稿へのコメントの RSS フィード。

最近の記事

カテゴリー

ページの上部へ