子どものすきな神さま

子どものすきな神さま

新美 南吉 作, 西條 由紀夫 絵
B5横 24ページ 上製
ISBN978-4-88325-662-4 C8793
奥付の初版発行年月:2019年07月
書店発売日:2019年07月30日
在庫あり
1300円+税

担当から一言

誰も見たことのない神さまなのに、さてどんな神さまなんだろうと、ページをめくる度にワクワクしてくる絵本。雪野原や森の情景がとても素敵な絵本。読み返す度に想像力がふくらんできます。

内容紹介

雪の降った翌日、神さまは子どもたちと遊ぼうと野っぱらにやってきました。すると調子にのってうっかりと神さまは顔を雪にうつしてしまったのです。さあ大変……。広い野っぱらや森で楽し気に遊ぶ子どもたちの笑顔や、ソッと見守る神さまの姿が心に浮かぶ心温まる絵本になりました。絵は第2回安城市新美南吉絵本大賞(おとなの部)優秀賞を受賞した画家・西條由紀夫によるものです。

著者プロフィール

新美 南吉(ニイミ ナンキチ)

1913年、愛知県知多郡半田町(現・半田市)に生まれる。中学時代から童話を書き始め、『赤い鳥』『チチノキ』などに投稿。東京外国語学校在学中に病を得、20代後半の5年間は安城高等女学校(現・県立安城高等学校)で教師をしながら創作活動を続けた。1943年、29歳の生涯を終える。代表作に「ごんぎつね」「おじいさんのランプ」「手袋を買いに」「でんでんむしの悲しみ」を始めとして、多くの童話・小説・詩などの作品を残す。

西條 由紀夫(サイジョウ ユキオ)

1956年、福岡市に生まれる。愛知県立芸術大学(日本画科専攻)卒業。福井市にて仕事をしながら創作活動、個展4回(E&Cギャラリー)。2017年滋賀県東近江市に移り住み、漆喰を使って作る絵・Traceシリーズを中心に朗読絵、版画、漆と和紙で作るアクセサリー(友人と4人で共同制作・オータムプロジェクト)に取り組んでいる。
本書『こどものすきな神さま』で、新美南吉生誕105年記念事業・第2回安城市新美南吉絵本大賞(おとなの部)優秀賞受賞。

   

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