2011年 9月 26日

読者のNさんとお出会いしました。

 
一週間前、敬老の日の19日に、私は読者のNさんとお出会いしました。
 
実は、今回は偶然のお出会いというわけではなく、約束して会いました。
彦根がとてもお気に入りのこのNさんのお話がとても楽しく、何度もメールでやりとりをしていたのですが、
9月17~19日にかけてまた滋賀へ旅行に行きます。彦根には18日夜に入り、「玄宮園で虫の音を聞く会」に行って一泊します。
とのご連絡を受けました。
メールのやりとりの中で、彦根に泊まる翌朝には彦根城周辺を散策するのを恒例にしているとのことを聞いて、
実は私は彦根城の近くに住んでいて、私も朝の散歩は日課なんですよ、もしかしたら、どこかでお会いしてるかもしれませんね~なんて言っていたので、
その19日の朝に、よかったら待ち合わせして会いませんか。そして一緒に散策しませんか。
とのお誘いを受けたのでした。
いつもご夫婦で旅行されているので、奥さまも一緒とのこと。私が女性だということでお気づかいいただいたようで…でも私も2児の母になりますし、と伝えるとNさんも安心しておられました(笑)
 
ということで祝日の朝6時に待ち合わせして会うことになりました。
 
いつもは近所を歩くだけだし、ジャージですっぴんで歩いているのですが、
この日はさすがにメイクして着替えて出かけました(笑)
ということで5時半起き。でもとても楽しみだったので、苦ではありませんでした。朝は得意だし☆
 
三重県ナンバーの車が待ち合わせ場所にやってきました。Nさんです。
イメージ通りの方でした。紳士的な、気さくな雰囲気。
そして奥さまは美人でかわいらしい方でした。
旅行もいつも一緒、なわけがわかります^^
 
車で城内の金亀公園駐車場まで乗せていただき、黒門から城内に入り、散策しました。
連休1日目は雨、2日目は雨時々晴れのあいにくのお天気でしたが、3日目は晴れて、
城内には朝の光が差し込み、とても清々しい空気が流れていました。
西の丸三重櫓に至る傾斜の道をあがって、西の丸の広場、そして天守閣前に来ると、
毎朝されているらしい、ラジオ体操@天守閣前が行われている最中でした。20~30人はいらっしゃったかな…。お元気なことです。
そして天秤櫓に至り、大手門に下りてきました。
それから表門前、玄宮園前を歩き、金亀公園駐車場に戻ってきました。
 
ゆっくり歩きながら、話をしました。
いろいろ旅行に行かれていますが、彦根の他に好きなところは、と尋ねると、
いろんなところを訪ねたあげく、彦根にたどりついたんです、とお答えになりました。
とくに、料亭やす井さんがとても居心地が良くてすっかり気に入ってしまい、
何度も来たいと思うようになったとのことです。女将さんや仲居さんのおもてなしがとても良いのだそうです。
旅先の宿泊先の接待や居心地って、本当に大きいですよね。Nさんを彦根の虜にした大きな要因となったやす井さん、やはり素晴らしい旅館です。
彦根城も、桜の時期のお花見や、9月の「玄宮園で虫の音を聞く会」、晩秋の「錦秋の玄宮園ライトアップ」、また冬の雪を冠した彦根城など、季節ごと、各種イベントにも参加されています。
また、朝の散策の時間には、いろんな角度からの彦根城を見ておられ、
もう知り尽くしておられました。
近くじゃないんですよ。神戸から来られてるんです。足繁く。熱い思いゆえですよね。恐れ入ります!
でも出身は三重県だし、仕事でもしょっちゅう三重県との行き来をされているとのことで、
「いつになるかはまだ未定ですが、山城ベスト50を歩くのシリーズで、三重県版も出るかもしれません」
と告げると、
「えっ!?本当ですか?三重県に50もあるのかなあ。出来たら是非連絡ください」
とおっしゃられ、興味津々のご様子でした。
 
 
散策も終わり、もとの待ち合わせ場所に戻ると、Nさんがおもむろに「プレゼントです」と言って小さな巾着袋を私に手渡してくださいました。
見ると、パールのアクセサリー。すると、伊勢の真珠…!?
ただメールでやりとりさせていただいただけ、今回はいつもの散策にご一緒させていただいただけなのに、私などにそんなもったいない…
それでも、「気にしないで」と言われたので、有難くいただくことにしました。
ありがとうございます!!大事にします!!
本当に気さくでやさしい方です。
 
このような読者の方に出会い、実際に触れ合えてとてもラッキーな経験でした。
こうして直接顔と顔を合わせる生の交流が出来ると、嬉しいし励みになります。
これからも、Nさんのような読者を裏切らない、良い本づくりをしたいと改めて思いました。
 
読者との出会い、生の声を聞ける…そういう意味でも、今度の出版ツアー
錦秋の近江かくれ里を歩く」が今からとても楽しみです。

  
Nさん、本当にありがとうございました!
 
 

3件のコメント


  1. はい、多くの方からのご要望に応え、来年秋に
    『三重の山城ベスト50を歩く』を発刊します。
    しばし、お待ちくださいますよう。

    コメント by 木綿屋おせん — 2011年9月30日 @ 1:24 AM


  2. 編集部Hさん。投稿ありがとうございます。今回で2回目のNさん登場でしたね。季節の過ぎるのは早いものでもう11月になりました。いよいよ楽しみの紅葉の彦根城を見学する季節です。今月も月末の予定で彦根に行きます。
    もちろん宿泊はお気に入りの「やす井」さんです。
    「三重の山城ベスト50を歩く」が来秋出版との事、楽しみに待っています。
    田舎育ちの身で都会で仕事をしている身には、田舎の良さが滲みていて都会の空気は相に合いません。そんな中彦根は大好きなお城(彦根城)と癒される旅館「やす井」さんがあって私の至福の時が過ごせる場所です。もちろん彦根近辺(滋賀県内)にはお城以外に古くから続いている商家があったり琵琶湖に守られた豊かな自然。たくさんの見どころがありまだまだ全然回り切れていません。サンライズ出版さんの書籍を片手に滋賀の魅力を一つずつ堪能していきます。是非そんな読者の手助けになる本をこれからも出版していってください。

    コメント by 読者Nです — 2011年11月12日 @ 10:28 AM


  3. Nさん。お久しぶりです。コメントありがとうございます。
     
    >そんな中彦根は大好きなお城(彦根城)と癒される旅館「やす井」さんがあって私の至福の時が過ごせる場所です。
    本当に、彦根を愛してくださってますね^^嬉しい、有難いお言葉です。
    お会いしてお話をお聞きして、お城のことは知り尽くされている印象を受けましたので、もう彦根に用はないんじゃないかとも思えましたが、そうですか、城下町の町並、町家や自然にも興味がおありなんですね。
     
    >サンライズ出版さんの書籍を片手に滋賀の魅力を一つずつ堪能していきます。是非そんな読者の手助けになる本をこれからも出版していってください。
    ありがとうございます!
    そういったお声を聞かせていただくとこちらも励みになります。
    滋賀に関心のある方が、より一層の魅力を滋賀に感じ、もっと知りたい、見たい、訪れたい、と思っていただけるような本づくりをしていきたいなと思います。
     
    ということで、これからも末長く、どうぞよろしくお願いいたします!!
     

    コメント by 近江っ娘。 — 2011年11月18日 @ 1:22 PM

この投稿へのコメントの RSS フィード。

最近の記事

カテゴリー

ページの上部へ