淡海妖怪拾遺

淡海文庫 71
淡海妖怪拾遺

杉原 正樹
B6判 208ページ 並製
ISBN978-4-88325-801-7 C0339
奥付の初版発行年月:2023年12月
書店発売日:2023年12月18日
在庫あり
1500円+税

内容紹介

近江には、河童、天狗、ショウケラ、大入道など名の通ったものから木娘、おたまさん、ガオーさん、亡霊子、蓑火、常元虫など滋賀県特有のものまで他府県に負けず劣らず多くの妖怪がいる。妖怪歴30年の著者が、興味のままに文や伝承から渉猟する中で出会ったバケモノたちの痕跡を丹念に紹介。本書は、「妖怪の本質を解き明かしてやる」と大上段に構えたものではない。肩の力を抜いて、書籍、映画、祭事など関係のないように見えるところから「こんなところにも!」という驚きとともに近江の妖怪を拾遺したものである。

目次

1.高橋敬吉と妖怪
2.城下町と妖怪
3.多賀参詣曼荼羅の妖怪
4.金太郎と酒呑童子
5.天狗
6.河童
7.武人と妖怪
8.入道・坊主
9.怪火
10.幽霊
11.蛇に変身する女
12.今昔物語と妖怪

著者プロフィール

杉原 正樹(スギハラ マサキ)

彦根市生まれ。法政大学法学部卒。有限会社北風寫眞舘代表。情報紙DADAJournal編集人。
地域の未評価の文化資源や儚いもの、気づかなければ失われてしまうものに興味を持つ。道草好き。妖怪歴30年。
『オコナイ 湖国・祭りのかたち』(LIXIL BOOKLET 2008年)『考えるキノコ 摩訶不思議ワールド』(LIXIL BOOKLET 2012年)、『カロムロード』(サンライズ出版1997年)などに編集・執筆・写真撮影で参加。「淡海の妖怪」(滋賀民報)連載。同タイトル「淡海の妖怪」DADAJournal連載中。

   

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