近江学 第14号

近江学 第14号

成安造形大学附属近江学研究所 編, 今森 光彦, 加藤 賢治, 石川 亮, 金 再奎, 福井 智英, 髙梨 純次, 横谷 賢一郎, 對馬 佳菜子, 大原 歩, 高橋 大樹, 岡井 健司, 畑中 英二, 木村 至宏
AB 96ページ 並製
ISBN978-4-88325-782-9 C1402
奥付の初版発行年月:2023年02月
書店発売日:2023年01月23日
在庫あり
1800円+税

内容紹介

特集テーマは「禍(わざわい) 転じて」。疫病や風水害などの自然災害に対して人々はどのように対応してきたのか?──コロナ禍で厄除けとして再び注目をあびた「角大師」の護符、疱瘡(天然痘)にかかった病人の症状を軽くするとされた疱瘡絵や大津絵、土砂崩れを防ぐために建造された長大な石垣などから、人びとの災いとのつきあい方を読み解く。

目次

禍 転じて─再生への道筋  今森光彦
禍 転じて─結ぶ地図 石川亮、金再奎
近江における厄除 元三大師信仰  加藤賢治、福井智英
近江における悔過と造形  髙梨純次
大津絵と疱瘡絵 ─近江発、禍への絵画的対抗手段─  横谷賢一郎
かわそ信仰と女性  對馬佳菜子
禍をさける・はらう・おくる ─四季折々の祭礼のかたち─  大原歩
百間堤 ─江戸時代の自然災害と防災・減災と暮らし─  高橋大樹
疫病と向き合う ─祈りから医術へ─  岡井健司
長浜の天正大地震 畑中英二
禍におもう 木村至宏

著者プロフィール

成安造形大学附属近江学研究所(セイアンゾウケイダイガクフゾクオウミガクケンキュウジョ)

2008年度(平成20年度)設置。滋賀県固有の文化資源を多角的な視点で掘り起こし、それぞれの分野の専門家・研究者が検証し、研究を深めている。

   

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