琵琶湖と俳諧民俗誌

琵琶湖博物館ブックレット 14
琵琶湖と俳諧民俗誌 芭蕉と蕪村に見る食と農の世界

篠原 徹
A5判 128ページ 並製
ISBN978-4-88325-724-9 C0339
奥付の初版発行年月:2021年05月
書店発売日:2021年06月05日
在庫あり
1500円+税

内容紹介

松尾芭蕉と与謝蕪村のフェイバリットは何か。両者が詠んだ俳句から「食」や「農」に関する言葉を挙げつつ、琵琶湖の恵みなどへの考察を加える。「人と自然の関係」を研究する琵琶湖博物館の名誉館長が総天然色で試みた俳諧民俗誌。

目次

1.芭蕉の近江、蕪村の京
(1)はじめに
(2)芭蕉のフェイバリットと俳諧 
(3)蕪村のフェイバリットと俳諧
(4)都鄙と俳諧・俳句
(5)おわりに
2.旅と俳諧・俳句
(1)他者発見の旅
(2)芭蕉のふたつの旅と生き物
3.おわりに

著者プロフィール

篠原 徹(シノハラ トオル)

1945年7月、中国長春市に生まれる。1969年京都大学理学部植物学科、1971年同大学文学部史学科卒業。専門は民俗学および生態人類学。1971年岡山理科大学蒜山研究所助手、1983年同大学教養部助教授となる。1986年国立歴史民俗博物館助教授、1995年同博物館の教授となる。2007年総合研究大学院大学の併任教授となり、国立歴史民俗博物館の副館長に就任する。2008年大学共同利用機関・人間文化研究機構理事を経て、2010年に滋賀県立琵琶湖博物館・館長に就任し、2019年3月に退職する。現在、滋賀県立琵琶湖博物館名誉館長、国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。

   

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