旧山中正吉邸の写真

A 入口からすぐの受付の次の部屋にすえられたカマド。一般的な商家では3基だが、常用5基と保温用1基。火伏せのお札は、ふつう近江では京都の愛宕山だが、駿河の浅間大社のお札もある

B 箱火鉢の置かれた座敷。神棚の前の吊り灯籠に安政年間の銘がある

C 日野祭当日の桟敷窓からの眺め(平成28年5月3日撮影)

D 通称「だるま部屋」には、四代目正吉夫人・園子のだるまコレクションが並ぶ。南面は館資料の展示コーナー

E シャワーなどが完備された浴室の窓にはステンドグラス

F 洋間へは、写真左手奥のドアを使って外から出入りができる。暖炉(煙出しもなく形だけのもの)の上の絵には富士山が描かれている

G 庭をのぞむ新座敷の襖絵は、明治〜昭和初期に活躍した大津出身の絵師・渡辺公観の作品。いすとテーブルは食体験用のもの

H 庭の眺め。上から順に雪景色、3月の紅梅、6月のツツジ。十三重石塔の左に綿向山が見えるが、借景として作庭されたわけではないそう

(CとHは日野町教育委員会事務局提供)

1・2 長押につけられた釘隠しは、吉祥文様である蝙蝠と霊芝(きのこ)。「湖東の名工」として知られる能登川町の鋳金師、亀文堂(波多野正平)の手による

2 「ふるさとランチ」平成28年11月の膳


「ふるさとランチ」 毎月1回新座敷で提供
●メニュー:昔ながらの手作り郷土料理
●料金:入館料込み1,000円(先着順)

「ふるさとご膳」 10名様以上で要予約
●メニュー:日野祭などハレの日の伝統料理
●料金:入館料込み2,000円
●予約専用ダイヤル:090-8456-1809


ページ: 1 2 3 4

連載一覧

新撰 淡海木間攫

Duet 購読お申込み

ページの上部へ