今日の日も神にもたれて
岩見 ちゑ

A5判 130ページ 並製
2014年01月 発行

内容紹介

 茨城県の貧しい農家の五女に生まれ、小学校を卒業すると親の借金の為に、年期奉公に出され働き続けた母、成人し一生を共にする最愛の人とめぐり会ったのも束の間で、死別という最も辛く悲しい運命に翻弄されながら、自らの運命を受け入れなければならなかった母。祖母から受け継いだ信仰という心の拠り所を道しるべとして、父と出会い見ず知らずの地岐阜県に、身を委ねる人生の選択をしました。
 (中略)
 私は、母の通った様な大きな苦難の道を、歩む事無く今日生かして頂き、還暦という節目を迎えました。母の歩んだ人生を形にし、残したいと考え、今日実現することが出来ました。
 九十三歳の長寿を頂きました母岩見ちゑの祝いとして、母の人生に関わって下さった全ての皆様に心より感謝致しますとともに、深くお礼申しあげます。
(「はじめに」より 著者娘さんの言葉)

   

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