2021年 6月 23日

産経新聞で小笠原好彦著『古代近江の三都 大津宮・紫香楽宮(甲賀宮)・保良宮の謎を解く』が紹介されました

 
▼平城京の陪都「保良宮(ほらのみや)」/孝謙上皇、景勝の地で道鏡と関係深める/大津市
 
 奈良時代後期に、淳仁天皇(733~765年)が平城京とは別に近江(滋賀県)に設けた都(陪都(ばいと))があった。「保良宮(ほらのみや)」。遷都から、わずか半年余りで廃都となり、未完のまま姿を消した古代の都の所在地や実体について、同時代の建物跡などが出土している石山国分遺跡(滋賀県大津市)に役所や住宅(京)、天皇や孝謙上皇が居住する御在所(内裏、宮)は少し離れた別の台地上にあったとする説を、小笠原好彦・滋賀大名誉教授が打ち出し、注目を集めている。近著「古代近江の三都」(サンライズ出版刊)で詳述しているが、保良宮の消滅は、僧・道鏡をめぐる天皇と上皇の反目が原因だったという。……(産経新聞夕刊2021/0616)
 
▼わずか半年で廃都 孝謙上皇と淳仁天皇の暗闘に消えた宮都(産経ニュース2021/06/21
 
古代近江の三都 大津宮・紫香楽宮(甲賀宮)・保良宮の謎を解く
ISBN978-4-88325-715-7
 

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