2021年 5月 10日

しんぶん赤旗で小笠原好彦著『古代近江の三都 大津宮・紫香楽宮(甲賀宮)・保良宮の謎を解く』が紹介されました

 
▼くり返された遷都の意図を考察/評者:中尾芳治〈元帝塚山学院大学教授〉
 
……古代近江の三都は、日本古代国家の危機的状況の中造営されたがいずれも短命に終わった。
 1953年来、都城遺跡の考古学が発展する中で大津宮跡が錦織地区に所在することやその中心部の構造が明らかになりつつある。紫香楽宮(甲賀宮)についても甲賀市宮町遺跡で大型建物群が発見され、保良宮の発掘調査も始まっている。
……小笠原氏は聖武天皇による国分寺・尼寺の造営や大仏の造営は藤原氏の陰謀により殺された「長屋王の怨霊」によるものと恐怖された天然痘の全国的な感染拡大を防止しようとしたものと推測する。……(しんぶん赤旗2021/05/09)
 
古代近江の三都 大津宮・紫香楽宮(甲賀宮)・保良宮の謎を解く
ISBN978-4-88325-715-7
 

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