2021年 3月 08日
滋賀民報で中島伸男著『惟喬親王伝説を旅する』が紹介されました
▼”庶民にとって反権力の象徴的存在でもあったのでは”/「惟喬親王伝説を旅する」を刊行/野々宮神社宮司 中島伸男さん(86)
……木地師(きじし)の祖とされる惟喬親王(844~897)伝説が残る同市永源寺蛭谷(ひるたに)、君ヶ畑の集落を振り出しに9府県に残る親王伝説を12年間かけて調べ、記録した労作です。
木地師とは轆轤(ろくろ)技術を用いて椀や盆などを作る山の民。文徳天皇(827~858)の第一皇子として生まれた惟喬親王は、政争の具とされて藤原氏に追われ、わずかな従臣と共に都を逃れ、鈴鹿の山深い蛭谷、君ヶ畑にたどり着いたと伝えられています。……(滋賀民報2021/03/07)
惟喬親王伝説を旅する
ISBN978-4-88325-708-9
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