2020年 12月 24日
滋賀彦根新聞で小寺慶昭著『近江の狛犬を楽しむ』が紹介されました
▼「近江の狛犬」詳細に解説/30年以上研究の小寺さん本に/彦根など設置率5割切る/「氏子意識の低さ」原因?
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著者は京都府内の国公立中学校で教員や副校長を務めた龍谷大学名誉教授の小寺慶昭さん(71)=京都府宇治市。1989年に獅子と狛犬の違いを調べたのを機に興味を持ち、以降30年以上、全国各地を訪問しながら「狛犬ノート」にまとめてきた。
本では県内社寺の狛犬1385対について調査し「大宝神社の日本一の木造狛犬」「近江の神社の狛犬設置率」「近江で最古の参道狛犬」「信楽焼と備前焼の狛犬」「出雲から来た狛犬たち」など10章でまとめた。
栗東市の大宝神社の章では、鎌倉時代初期に作られ国の重要文化財に指定されている同神社の木造狛犬について「神殿内や階段上の廊下に置かれた陣内狛犬では日本一と言ってもいい」と評価している。……(滋賀彦根新聞2020/12/23)
近江の狛犬を楽しむ
ISBN978-4-88325-199-5
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