民俗学者橋本鉄男(1917~1996)氏の提唱で、近江の自然・歴史・文化全般を通じた一般教養書として「遠くを近く見、近くを遠く見る」視点 の淡海文庫を発行し、このシリーズを長く継続的に発行していくための購読会員組織として平成6年に発足。会員は、4000円の会費で淡海文庫 の新刊3冊の配本を受けることができる。さらに講演会やツアーを開催している。
1995年に近江歴史回廊協議会から協議会が策定した近江歴史回廊の10コースのガイドブックの企画・編集・制作・販売を依頼され、『近江戦国の道』にはじまり、2004年3月発行の『近江商人の道』でシリーズ本8冊を刊行。

  • 代表世話人 太田浩司(淡海歴史文化研究所)
  • 会員数   150名
  • 事務局   サンライズ出版内

淡海文庫の発刊趣旨

「近江」とは、大和の都に近い大きな淡水の海という意味の「近(ちかつ)淡海」から転化したもので、その名称は「古事記」にみられます。長い時代湖国は、その名称を冠していましたが、今日、「近江」でなく、「淡海」の文化を考えようとする機運が生まれて きました。
これは、まさに滋賀の熱きメッセージを自らが伝えようとするものであります。かつて大和の都から見えていた湖国でなく、大きな湖の周囲に暮らす人々が独自の文化を築き、生活を営んできた姿を自分たちの言葉で、語り伝えていこうとする姿勢だと考えます。
豊かな自然の中での生活、先人たちが築いてきた質の高い伝統や文化を、今の時代に生きるわたしたちの言葉や表現で、新しい価値を生み出し、次の世代へ引 き継いでいくことを目指し、まさに「現代の語り部」として、感動を形にそしてさらに新たな感動を創りだしていくことを目的として「淡海文化を育てる会」の 設立を決意しました。
築き上げられてきた歴史や伝統文化をみつめつつ、豊かな自然の 恵みに感謝し、今日の湖国を考え、新しい明日の文化を創るために「淡海文庫」を発行し、各方面の人々がともに持てる力を結集して、より豊かな湖国の文化の醸成を目指そうとします。

【近江歴史回廊ガイドブックシリーズ】

近江戦国の道
近江万葉の道
近江観音の道
近江中山道
 
近江歴史回廊ガイドブックシリーズをもっと詳しく→

【近江旅の本シリーズ】

近江の能 中世を旅する
滋賀・びわ湖 水辺の祈りと暮らし
滋賀酒 近江の酒蔵めぐり
信長が見た近江 『信長公記』を歩く
近江の祭りを歩く
近江東海道を歩く
歩いて知る浅井氏の興亡 戦国浅井戦記
源氏物語の近江を歩く
近江路花歩き 花を楽しむ日帰り健康ハイク
彦根歴史散歩 過去から未来をつむぐ
戦国から近世の城下町 石寺・安土・八幡
近江の酒蔵 うまい地酒と小さな旅
近江の城下町を歩く
近江の商人屋敷と旧街道

近江旅の本シリーズをもっと詳しく→

ご入会のご案内

■これまでの活動
1994年4月設立
淡海文庫の企画・発刊
別冊淡海文庫の企画・発刊
近江歴史回廊ガイドブックの企画・発刊
近江旅の本の企画・発刊
講演会・ミニ交流会・ツアーの開催

■会員の特典
●一般会員

  1. 淡海文庫の新刊3冊が配本されます。
  2. サンライズ出版の書籍を10%割引で購入できます。
  3. 当会主催のイベントに会員優待で参加できます。

●賛助会員

  1. 淡海文庫の新刊3冊のほか、別冊淡海文庫および近江旅の本が配本されます。
  2. サンライズ出版の書籍を、10%割引で購入できます。
  3. 当会主催のイベントに会員優待で参加できます。

■会費
一般会員  4000円(書籍代金・送料含む)
賛助会員 10000円(書籍代金・送料を含む)
※会費は淡海文庫の新刊3冊目の最終配本の際に別途ご請求します。
 
■ご入会方法
●会の趣旨に賛同いただける方はどなたでもご入会できます。
●下記のテキストに沿ってメールで、件名は「淡海文化を育てる会入会希望」として送信してください。
E-mail info@sunrise-pub.co.jp
(下記のテキストをコピーペーストでメールに張り付けてもけっこうです)

 
淡海文化を育てる会の「一般会員」「賛助会員」(どちらかを書いて下さい)として入会します。

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淡海文庫に関するご意見・ご要望(今後の刊行希望テーマなど)
  
■詳細は下記の事務局までお問い合せください。

淡海文化を育てる会
TEL.0749(22)0627 FAX.0749(23)7720
事務局 彦根市鳥居本町655-1(サンライズ出版内)

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