2024年 3月 21日

野洲図書館「としょかんだより」で杉原正樹著『淡海妖怪拾遺』が紹介されました

 
▼今月の1冊
 
のっけから「怖いのは苦手だ。」と語っておきながら、著者の妖怪歴は既に30年以上。といっても、妖怪出現の恐怖におびえながらの現地取材とは違い、向き合うのは主に歴史文献や民俗資料。それも、一見妖怪とは何の関わりもなさそうな文献の中に、ぽつりぽつりと落ちている妖怪の痕跡を拾い集めていくのが著者のスタイルです。それにしても、近江の地はなんと妖怪にあふれていることか。庶民や武士の日記、祭りの故事、寺社の由緒などなど…。まさに著者曰く「こんなところにも妖怪が!」という驚きに満ち満ちています。……(野洲図書館「としょかんだより」2024年3月号
 
淡海妖怪拾遺
ISBN978-4-88325-801-7

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