湖北残照<文化篇>

湖北残照<文化篇> 観音信仰と偉大なる先人たち

豊島 昭彦
A5判 404ページ 並製
ISBN978-4-88325-491-0 C0026
奥付の初版発行年月:2012年12月
書店発売日:2012年12月12日
在庫あり
1900円+税

内容紹介

国宝十一面観音や、小堀遠州、雨森芳洲、豊臣秀次ら湖北から湖東の先人たちが遺した文化のきらめき―。〈歴史篇〉で戦国武将に肉薄した著者による待望の〈文化篇〉。

目次

旅のはじめに
向源寺 妖艶・国宝十一面観音立像
 石道寺 素朴・重要文化財十一面観音立像
 己高閣・世代閣 廃寺に残された仏たち
 観音の里 村人たちによって守り続けられた観音立像を巡る旅
 野田沼、上丹生、朝妻 湖北の万葉歌碑を訪ねて
 湖東三山 紅葉の名所と信長の爪痕
 近江狐蓬庵Ⅰ 小堀遠州・湖北に生まれた天才武将の前半生
 近江狐蓬庵Ⅱ 小堀遠州・庭造りの匠の譜
 国友 歴史を陰で支えた隠れたる名工の里
 浅井能楽資料館 知られざる匠のこだわり
 雨森Ⅰ 雨森芳洲・朝鮮との架け橋となった秀才の生まれ故郷を訪ねる
 雨森Ⅱ 雨森芳洲・誠信交隣の真髄を見る
 醒井宿、鳥居本宿 中山道の宿場町を歩く
 近江八幡Ⅰ 豊臣秀次によって拓かれた新しくて古い街
 近江八幡Ⅱ ヴォーリズの面影を追って
 曳山まつり 湖北の祭り考Ⅰ
 オコナイ 湖北の祭り考Ⅱ
 浜ちりめん 生糸の里を歩く
旅のおわりに

前書きなど

本書は、平成23年3月7日から平成24年9月13日までの期間に須賀谷温泉のブログ
(http://www.sugatani.co.jp/blog/)に掲載されたものに加筆修正を加えたものです。

著者プロフィール

豊島 昭彦(トヨシマ アキヒコ)

昭和34年(1959)8月、東京都渋谷区に生まれる。間もなく埼玉県浦和市に転居し、埼玉大学教育学部附属小学校、同中学校、埼玉県立浦和高等学校を経て、昭和57年(1982)3月、一橋大学法学部を卒業。学生時代の在籍クラブは、日本語研究会と写真部。昭和57年4月、日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)に入社、平成24年1月、ゆうちょ銀行に転じて現在に至る。 趣味は旅行と写真。好きなスポーツはサッカー(日本サッカー協会D級コーチライセンスを保有)と野球。尊敬する人物は、勝海舟。 訳書(共訳)に『プロジェクト・マネジャーの人間術』(2007年、アイテック社)、著書に『井伊直弼と黒船物語 ─幕末・黎明の光芒を歩く─』(2009年)『湖北残照〈歴史篇〉』(2010年、ともにサンライズ出版)がある。

   

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