アントレプレナーシップ経営の実践
B6判 210ページ 並製
ISBN978-4-88325-740-9 C0034
奥付の初版発行年月:2021年09月
書店発売日:2021年09月22日
在庫あり
「経営は理屈ではない。実践であり、経験であり、限りなく経営者そのものだ」。大手コンサル会社を経てコンサルタント会社を設立し、今に至る著者が、アントレプレナー(起業家)シップについて考え方を直伝。ここでいうアントレプレナーは創業者や中興の祖と言われる経営者を指す。中小企業の経営者・幹部を対象にした経営ゼミナールの副読本を再版。
はじめに
Ⅰ 起業型社長の考え方と行動基準
1 高い目標と気高い理想に燃える
2 起業型社長、六つの能力
3 経営理念で全社一丸の絆づくり
4 社風づくりは基本、基本の反復連打
5 社長の“脱皮”が会社の“躍進”
6 自分だけの、自社だけの目標づくり
7 後継者体制づくりは社長の責任
8 起業型社長は社員のモデル
9 悩むときはトコトン悩み、あとは決断
10 厭なこと、済んだことは忘れる努力、気持ちを前へ
11 健康とモラルで自己管理をする
12 六分の勇気と四分のビビりが安全走行
13 一事の徹底、現実重視が戦略目標達成への基盤
14 小成から大成への挑戦
15 身近でわかりやすいライバルをもつ
Ⅱ 起業型社長が醸し出す本能
1 鋭い損得勘定感覚が価値判断基準
2 クールさとワームさのバランスを保つ
3 現場感覚を磨き抜く、リアリスト
4 本音でモノを言うに徹する
5 粘って、粘って諦めずに食らいつく習性
6 ギラギラした闘争心を全面に出す
7 好きなことに徹する
8 自らを追い込む勇気をエネルギーにする
9 事実と現実から絶対に目を背けない
10 「心から…」の感情を抑えない
11 問題部門へは直接介入する勇気をもつ
12 社長は孤独、だから人が好き
13 “求心力”であることの自覚
14 各論に強いトップ
15 中途半端は失敗のもと、やる時はヤリ切る
16 会社への愛着は強烈
Ⅲ 起業型社長のマネジメント
1 計画の骨子は社長の生命
2 計画づくりには、念には念を入れる
3 年度計画はスタートが肝心
4 G-P-D-CはCが生命線
5 会議の多さはコミュニケーションの悪さ
6 モノとカネの出入りは社長が制する
7 リスクのある仕事はトップ自らが手をつける
8 社長が経験してきたことをまかせていく
9 文鎮型組織が基本
10 中期経営計画は会社の体質改善をすることが目的
11 未知の分野に進出するときには慎重を期す
12 他社の成功している部分だけを見て、真似しない
13 (判)は二つまで
14 “的”をしぼって一点集中突破
15 下へいくほどやるべきことをシンプルにする
16 月次決算は、締後五日以内完成が生命
17 「これは」と思えば、社長が介入する
18 甘く、ケジメのないマネジメントには外圧を利用する
19 ルールは必要に応じて少しずつ明文化する
20 非生産的経費は徹底的に倹約する
あとがき
滋賀県彦根市生まれ
1969年台湾・国立中興大学農学部農業経済研究所修士課程卒
工作機メーカーの倒産、会社更生法適用申請にともない勤務していた系列会社退社。
1975年大手経営コンサルタント会社に約3年、誘いを受けたコンサル会社で5年の大阪勤務。
1982年㈱エデュースコンサルタンツを設立。大阪・西天満で18年、京都・七条通りで18年。
2019年彦根に戻る。
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