2020年 12月 07日

毎日新聞で、すみたまき作、いずもしげこ絵『えつこさんとムラサキ公園 ALSのおばちゃんの話』が紹介されました

 
▼難病ALS闘病の姿を本に/米原の元教諭 同級生がモデル/県内小中学校に寄贈
 
 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を身近に感じてもらおうと、米原市の元特別支援学校教諭、鷲見環(たまき)さん(62)が学生時代の同級生の患者をモデルにした児童書を出版した。おしゃべり好きの主人公の女性が徐々に体が動かなくなりながらも前向きに生きる姿を描いている。
 
 患者は元小学校教諭の舘悦子さん(63)。鷲見さんによると、2012年ごろから階段を上るのがきつく体に力が入らないなどの症状が出始め、14年ごろにALSと診断された。
 
 鷲見さんは大学時代の共通の友人から「舘さんの姿を伝える物語を作って」とのメールを受け取ったのを機に、約2年前に物語を書き始めた。ALSを題材にした小学生向けの本は少なく、「本を通して舘さんとの会話を体験してほしいとの思いを込めた」と話す。……(毎日新聞2020/12/07)
 
えつこさんとムラサキ公園 ALSのおばちゃんの話
ISBN978-4-88325-703-4
 

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