2020年 12月 17日
朝日新聞で吉田与志也著『信仰と建築の冒険 ヴォーリズと共鳴者たちの軌跡』が紹介されました
▼来日から事業発展の16年描く
米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880~1964)。関西学院や神戸女子学院のキャンパスなど、関西には美しい「ヴォーリズ建築」が多い。使い勝手も重視した建物は、近年高く評価されている。
24歳で来日して以降の16年間中心に描いた一冊だ。滋賀県立商業学校(近江八幡市)の英語教師を経て、事業を拡大するまでの「草創・発展期」にあたる。
教師時代の最初の教え子でその後一緒に活動した吉田悦蔵の孫、吉田与志也さん(66)が著者。悦蔵の住んだヴォーリズ建築の家で育ち、保管されていた当時の日記や手紙を元に執筆した。
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夏目漱石や渋沢栄一ら、歴史上の著名人もちらりと登場する。吉田さんは「ヴォーリズ建築の原点に迫るだけでなく、日本の近代史との接点も知ってもらえたら」と話す。(朝日新聞2020/12/17)
信仰と建築の冒険 ヴォーリズと共鳴者たちの軌跡
ISBN978-4-88325-660-0
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