2021年 9月 28日
京都新聞で水沢郁著『あやしの桃』が紹介されました
▼小説で描く滋賀/彦根の中山さん、短編集出版/朝鮮通信使・多景島…題材6話
……
短編「浦島会てんまつ記」は、小学生からカメを取り上げた中年男性が琵琶湖にのみ込まれて多景島に流され、浦島太郎のようなもてなしを受ける。日常に戻った後、同じ体験をした仲間を探し求める幻想的なストーリーだ。
ほかに、朝鮮通信使の料理人が道中の彦根で地元の娘と恋に落ちる表題作「あやしの桃」、明治初期に創業し一昨年に廃業した銭湯「山の湯」(彦根市中央町)をテーマにした作品もある。……(京都新聞2021/09/28)
あやしの桃
ISBN978-4-88325-741-6
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