朝鮮通信使と彦根

別冊淡海文庫 27
朝鮮通信使と彦根 記録に残る井伊家のおもてなし

野田 浩子
B6判 180ページ 並製
ISBN978-4-88325-194-0 C0321
奥付の初版発行年月:2019年03月
書店発売日:2019年03月20日
近日刊行予定
1800円+税

内容紹介

江戸時代、何度もやってきた朝鮮通信使ゆかりの資料はユネスコの「世界の記憶」に選定され、近年その歴史などが広く知られるようになってきた。江戸への往復に通った近江の街道に一部は特に朝鮮人街道と呼ばれ、彦根城下町の中心を貫く。彦根で一泊し、井伊家によって厚くもてなされたその歴史の詳細について、本書では、史料に基づいて実像を明らかにした。

目次

第1章 彦根城と朝鮮人街道の一体的整備
1.幕府に交通政策としての彦根城築城
2.彦根周辺の交通網整備

第2章 朝鮮人街道の成立
1.全国の街道からみた朝鮮人街道
2.天下人の通る街道
3.将軍上洛道を組み込んだ彦根城
4.朝鮮人街道の成立と運用

第3章 朝鮮通信使をもてなした彦根
1.江戸へ向かう朝鮮通信使
2.日朝外交の刷新に尽力した井伊直孝
3.通信使の彦根宿泊

第4章 通信使を迎えた彦根
1.彦根城下町に設けられた宿泊所
2.宿泊所の中核・宗安寺
3.街道整備と二つの茶屋

第5章 文華を喜ぶ地 彦根
1.詩作の交流
2.訳官洪喜男との交流 

著者プロフィール

野田 浩子(ノダ ヒロコ)

昭和45年(1970)京都市生まれ。
平成7年(1995)立命館大学大学院文学研究科博士課程前期課程修了。同年より平成29年3月まで、彦根城博物館学芸員。
現在、立命館大学非常勤講師。
著書に、『井伊直政 家康筆頭家臣への軌跡』(戎光祥出版、2017年)
主要論文に、「大名殿席『溜詰』の基礎的考察」(『彦根城博物館研究紀要』12号、2001年)、「江戸幕府初期大老と井伊直孝の役割」(『立命館文学』605号、2008年)、「中世井伊氏系図の形成過程」(『日本歴史』831号、2017年)

   

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