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わたしの出版体験記

紙のデザイン案を検討中の編集特別委員の皆さん。右から2人目が安佛さん

安佛 久夫さん(滋賀県彦根市在住)

昭和30年代の暮らしを聞き取り
──1994年発行『ふるさと本庄』に続き、続編も小社にご依頼いただきありがとうございます。
「編集にあたって、今回も適切なアドバイスをいただき助かりました」

──20年余りを経て制作中の続編の内容は?
「私は前回も事務局で関わったのですが、その時の方針は史実かどうかを吟味して確実なものだけを掲載するというものでした。今回は自治会長さんの熱き思いもあって、語り継がれてきたことや個人の記憶として残る体験などを中心にまとめることにしました」

──どのように原稿作成は進められたのですか?
「80歳以上、70歳以上、65歳以上など年齢別で《お話を聞く会》を開催しました。食生活や冠婚葬祭、遊びのことなどを話してみると、わずかな年齢の差で体験が異なったり、愛知川の上の方の組と下の方の組では違ったり、気づかなかった発見がありました。語り合えて楽しかった、この会だけでもやった価値があったと言われたほどです」

──編集委員に30~40代の若い方もいらっしゃるそうですね。
「過去を学び、次の世代に受け継いでもらうために、幅広い世代で構成しました。若い人の方がパソコンに慣れていて、整った原稿をつくってくれます。その分、制作費を抑えることができましたね(笑)」
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続 ふるさと本庄
  • A5判 148ページ
  • 並製 本体+税
  • 1994年発行の『ふるさと本庄』の続編。年齢別で開催した「お話を聞く会」での聞き取りをもとに、戦後から昭和30年代の暮らしと伝承行事を中心に記載