自宅の庭「オクヤマガーデン」で
榊 始さん(滋賀県高島市在住)
1956年、長崎県生まれ。大阪市のミニシアター支配人などを経て、
5年の主夫生活の後、高島市朽木小川の山小屋に移住。
フォトエッセイストとしてブログを更新中。
紙媒体でしっかり残しておきたい
榊始さんは2000年に大阪市から高島市朽木針畑地区の小川集落に移住。柴犬のゴン太も連れてきた。「ゴン太くんのおかげで気軽に声を掛けてもらえ、地域に溶け込みやすかった」。愛犬というより相棒として助けてくれたという。
知人向けに発行するミニコミ紙「朽木小川より」にゴン太が一人称で語るコーナー「ゴン太通信」を設け、山里での出来事などを伝えた。
そんなゴン太が2013年5月に18歳で亡くなった。「ゴン太通信」を一冊にまとめようとサンライズ出版に持ち込んだ。加筆して写真も多く入れたい、書店でも買えるようにしたい……さまざまな要望を伝えた。2014年4月、一周忌を前に、判型やデザインなども希望どおりの本に仕上がり、集落30世帯に配ったところ、とても喜ばれたという。
2020年12月には、妻の治子さんが地域の高齢者からの聞き取りをまとめた『聞き書き朽木小川 しこぶちさんと奥山暮らし歳時記』を出版。榊さんが撮った写真を収めた。
「やはり紙媒体でしっかり残しておきたいですね」。ブログやフェイスブックを毎日更新しつつ、紙媒体の「朽木小川より」も毎月発行を続けている。
知人向けに発行するミニコミ紙「朽木小川より」にゴン太が一人称で語るコーナー「ゴン太通信」を設け、山里での出来事などを伝えた。
そんなゴン太が2013年5月に18歳で亡くなった。「ゴン太通信」を一冊にまとめようとサンライズ出版に持ち込んだ。加筆して写真も多く入れたい、書店でも買えるようにしたい……さまざまな要望を伝えた。2014年4月、一周忌を前に、判型やデザインなども希望どおりの本に仕上がり、集落30世帯に配ったところ、とても喜ばれたという。
2020年12月には、妻の治子さんが地域の高齢者からの聞き取りをまとめた『聞き書き朽木小川 しこぶちさんと奥山暮らし歳時記』を出版。榊さんが撮った写真を収めた。
「やはり紙媒体でしっかり残しておきたいですね」。ブログやフェイスブックを毎日更新しつつ、紙媒体の「朽木小川より」も毎月発行を続けている。
