浅井長政と姉川合戦 増補版

淡海文庫 46
浅井長政と姉川合戦 増補版 その繁栄と滅亡への軌跡

太田 浩司
B6判 218ページ 並製
ISBN978-4-88325-797-3 C0321
奥付の初版発行年月:2023年09月
書店発売日:2023年10月01日
在庫あり
1500円+税

内容紹介

「長政軍は姉川の合戦で大敗していない」「浅井・朝倉同盟は存在しなかった」──これが史料から読みとれる真実である。戦国史の多くの常識が江戸時代以降の創作物によってつくられたものであり、浅井長政に関するものも例外ではない。大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で時代資料提供者として活躍した著者が、最新の研究成果を基に、大河ドラマでは描かれることのなかった浅井長政の真実に迫る。浅井氏家臣の下坂氏館跡、絵地図類から探る姉川合戦を追加して、より多角的に長政や姉川合戦を考えることができる。2011年発行の増補版。

目次

一 戦国大名浅井氏の歴史
二 浅井長政の居城・小谷城
三 浅井長政と家臣・寺院
  追録 浅井家家臣 下坂氏館跡
四 浅井長政と元亀争乱
五 姉川合戦 おわりのはじまり~さらなる浅井氏研究へ~
  追録 地図・絵図から探る姉川合戦  
浅井氏関係年表
古文書釈文集

著者プロフィール

太田 浩司(オオタ ヒロシ)

1961年、東京都世田谷区生まれ。1986年明治大学大学院文学研究科(史学専攻)博士前期(修士)課程修了。専攻は、日本中世史・近世史。特に、国宝「菅浦文書」や、戦国大名浅井氏に関する研究を行なう。長浜市立長浜城歴史博物館館長などを経て現在は淡海歴史研究所所長。2011年NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の時代考証スタッフをつとめた。
著書に『テクノクラート小堀遠州』『近江が生んだ知将 石田三成』『湖の城・舟・湊』『北近江地名考』いずれもサンライズ出版、その他著書・共著多数

   

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