2013年 4月 20日
本の周辺2」 山城の本が作りたい!
2006年3月、『戦国の山城近江鎌刃城』の最終校正を引き取りに
米原市教育委員会に行ったときのことです。
いつも多忙すぎて原稿が書けないと嘆いておられる中井均さんが
「実はこんな本を作ってみたい」と言われたのが
『近江の山城ベスト50を歩く』でした。
山城を選定し、それぞれの地域で調査しているメンバーで
分担執筆するという案で、すぐさま決定。
発行は秋ということで見本組を作ってとりかかりました。
掲載する城を選定しているうちに、山城だけでなく平城も入れたいと
いうことになったのですが、そうすればタイトルを変えなければならない。
悩んだ挙句、番外編として平城も掲載することになり、
当初約224頁で進めていたはずの本が増頁になったのです。
まあ平城だけで別の本を作ることもできないからということで、
以後このスタイルが定着しました。
10月7日の「上平寺戦国浪漫の夕べ」では、しっかり前宣伝もしたのですが、
実はその日にはあと1城の原稿が出来上がっておらずヒヤヒヤものでしたが、
なんとか翌日入稿し、10月21日の米原公民館での販売に間に合いました。
そのときは、まだ誰もこれをシリーズにしようとは思っていませんでした。
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