2008年 12月 22日
中山道、矢倉から摺針峠の旧道
数日前、番場のIさんが「摺針峠の旧道が整備されて繋がった」と
教えてくださったので、行ってみた。
矢倉の北国街道との分岐点から、現在は自動車道が続いて
いるのだが、その左手に旧道があった。
ところが、これまで少し行くと、木や雑草に覆われていて、
とても歩ける状態ではなかったのだが、Iさんの言う通り、
本当に道が通じているではないか。
進むに従い、少しずつ道は狭まってくる。
途中で雨の時に流路と化す、川というより溝があり、
新しい木の橋も付けられていた。
もう1か所、道をその溝が横切っているのだが、こちらは小さな石橋だった。
少しずつ勾配が急になってきて、そろそろ自動車道に辿り着く様子。
………すると、道の左右には不法投棄されたゴミが散乱している。
どうやら、雑草に覆われていた旧道はゴミの投棄場所と
なっていたようだ。
そして、自動車道へ出ると、道の向こう側に例の階段が見えた。
この階段を登って行くと、峠への近道で、旧道でもある。
11月中旬にこの道を通ったときは、気付かなかったのだが、
いったいいつ通じたんだろう?
旧中山道ということは明らかに公道なんだろうが、
果たしてこの道は国道か県道か市道か?
あっ、そういえば、摺針峠への自動車道がいつ開通したのかも
私は知らなかった。
近所のことなのに、まだまだ知らないことがいっぱいあるものだ。
また、摺針の古老にお話を聞きに行かねば……。