
向き合ってわかる認知症 医療従事者はこう対処する
四六判 118ページ 並製
ISBN978-4-88325-843-7 C0047
奥付の初版発行年月:2025年02月
書店発売日:2025年03月14日
在庫あり
身の回りで「もの忘れ」「覚えの悪さ」「認知機能」が話題になっても「自分は大丈夫だ」という過信はありませんか。じつはこんな時こそ認知機能低下を意識し予防を日々の生活に取り入れていくことが大切です。今日から実践してみましょう。
はじめに
1 認知症とは
認知症とは
早期痴呆のやさしいテスト法
長谷川専門医が認知症を公表
2 保健師による家庭訪問から考える
正座で出迎えたAさん
夫の緊急入院で認知症が悪化したBさん
姉(Cさん)の認知症を認められない弟
かかりつけ医が認知症と認めないDさん
3 認知症と家族との関わり
家族の事例から考える
「夫への思いやり」をシーソーモデルで考える
「夫への思いやり」の動機を強化するには
4 七十五歳の家族の会話
耳が聴こえない
車の運転
5 認知機能低下予防対策
第三者(姉弟、子ども、孫)の力を借りる
運転免許証更新時の認知機能検査について
6 夫と共に自分らしく生きるには
夫との価値観の相違を認める
酒量とクレームの関係を緩和する
右脳を活発化させる
夫とコミュニケーションを多くとる
7 看護師(看護学校の同期生)へのインタビュー
父親の認知症をみて
父親との思い出
在宅療養を望んだ夫へのケア
8 母親が認知症(アルツハイマー型認知症)になった
認知症になる前の母
母、八十七歳前認知症、九十六歳死去
母の認知症(ボケ)の予防策
私が考える認知症予防
認知症予防の最前線
9 自分らしく生きるには
安楽(Comfort)ケアとは
グループホームの利用者さんのComfort(安楽)ケアとは
周りの人との交流を続けることの重要性
編者あとがき
1947年滋賀県長浜市生まれ。自衛隊中央病院高等看護学院卒、兵庫県立総合衛生学院保健学科卒、慶応義塾大学法学部法律学科卒、愛知淑徳大学大学院現代社会研究科専攻(修士課程)(博士課程)。学術博士。
自衛隊阪神地区病院、野村證券大阪支店健康管理室、尼崎市保健所、名古屋市保健所勤務を経て、現在は岐阜保健大学大学院教授(公衆衛生看護、地域在宅看護)。
編著書に『愛する人へのケアのかたち』(サンライズ出版)がある。
1950年島根県生まれ。東京都立府中リハビリテーション専門学校作業療法学科卒。作業療法士。
創価大学法律学科(通信制)卒。筑波大学大学院医学研究科修了(医学博士)。
慶應義塾大学附属月が瀬リハビリテーションセンター、茨城県立医療大学、藤田保健衛生大学、金城大学を経て、現在岐阜保健大学作業療法学科教授。
全国介護・終末期リハ・ケア研究会を創設。
著書に『地域リハビリテーションの源流─大田仁史と勇者たちの軌跡』(三輪書店)がある。
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