GISと写真測量を活用した環境保全

琵琶湖環境科学研究センターブックレット 2
GISと写真測量を活用した環境保全 琵琶湖の科学2022

東 善広, 古川 道夫, 琵琶湖環境科学研究センターブックレット編集委員会 編集
A5判 88ページ 並製
ISBN978-4-88325-760-7 C0351
奥付の初版発行年月:2022年04月
書店発売日:2022年04月28日
在庫あり
1800円+税

内容紹介

 コンピューターを用いて地図上の経年変化を可視化して分析するGIS(Geographic Information Systemの略。地理情報システム)や、近年普及したドローン、デジカメを用いた写真測量技術が、琵琶湖とその周辺環境の保全にも役立てられている。
 GISデータによってたどる琵琶湖岸と内湖の地形変化、水質調査の可視化をスピードアップした守山市の市民参加型GIS、河川下流の土砂の動きをさぐってアユの産卵環境改善に役立てる試験事業など、先進的な活用事例を紹介。

目次

まえがき
1 琵琶湖の保全のために過去の姿を知る
  ・琵琶湖の原風景
  ・琵琶湖岸の変遷のとらえ方
  ・琵琶湖岸の変遷から考える
2 地図と空中写真からみた琵琶湖の移り変わり
  ・琵琶湖と内湖の湖岸地形の変化
  ・各湖岸の地形改変と保全の方向性
  [コラム] 安土城と内湖
3 水環境マップづくりでやる気アップ
 ・参加型GISについて
 ・赤野井湾について
 ・地域住民による河川水質調査
 ・活動成果の見える化へ
 ・見える化でやる気アップ
 ・地域づくりの実践へ
  [コラム]水質事故の流出拡大防止のための水路マップ
4 身近になった写真測量
  ・新しい写真測量技術
  ・ドローンで身近になった空からの写真
5 写真測量の環境調査への応用
  ・アユやビワマスは動く河床が好き
  ・ドローンで河床の動きをさぐる
  ・ドローンやデジカメで河床礫のサイズをはかる
6 まとめ

著者プロフィール

東 善広(アズマ ヨシヒロ)

滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 総合解析部門

古川 道夫(フルカワ ミチオ)

認定NPO法人びわこ豊穣の郷

   

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