古代近江の三都

古代近江の三都 大津宮 紫香楽宮 甲賀宮 保良宮の謎を解く

小笠原 好彦
四六判 274ページ 並製
ISBN978-4-88325-715-7 C0021
奥付の初版発行年月:2021年02月
書店発売日:2021年02月28日
在庫あり
2200円+税

内容紹介

天智天皇が造った大津宮、聖武天皇の大仏造立と深く関わる紫香楽宮(甲賀宮)、淳仁天皇による保良宮・京――。古代近江に営まれた三つの宮都は、社会が動揺した際に大和から遷され、短期間ではあるが重要な役割を果たした。最新の発掘成果と『日本書紀』『続日本紀』など文献資料を検証し、三都の性格と実態を紹介するとともに、それらに内在する歴史的な謎を解き明かす試み。

著者プロフィール

小笠原 好彦(オガサワラ ヨシヒコ)

1941年、青森市生まれ。1966年、東北大学大学院文学研究科修士課程修了。奈良国立文化財研究所主任研究官、滋賀大学教授、明治大学大学院特任教授を経て、現在、滋賀大学名誉教授、博士(文学)。
主要著書
『近江の考古学』(サンライズ出版、2000年)
『日本古代寺院造営氏族の研究』(東京堂出版、2005年)
『聖武天皇が造った都』(吉川弘文館、2012年)
『日本の古代宮都と文物』(吉川弘文館、2015年)
『古代豪族葛城氏と大古墳』(吉川弘文館、2017年)
『検証 奈良の古代遺跡』(吉川弘文館、2019年)
『検証 奈良の古代仏教遺跡』(吉川弘文館、2020年)

   

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