倭城を歩く
A5判 ページ 並製
ISBN978-4-88325-548-1 C0026
奥付の初版発行年月:2014年11月
書店発売日:2014年11月20日
在庫あり
豊臣秀吉は文禄・慶長の役で16万もの軍勢を朝鮮に出兵、数多くの城郭を築いた。なかでも朝鮮半島南岸に築いた城は倭城と呼ばれ、現在も約30カ所の城跡が残されている。それらは補給基地、兵の駐屯地とともに朝鮮水軍を阻止するための防御施設であった。主要部は石垣によって築かれ、竪堀や横堀の併用もみられ、まさに軍事的緊張下における築城技術が遺されているのである。本書では23城を取り上げ、概要図とともにアクセス図を掲載、戦国大名の築城技術を紹介。
総 論
朝鮮出兵 津野 倫明
倭城とは 中井 均
倭城を歩く
1 蔚山城 加藤 理文
2 西生浦城 松井 一明
3 林浪浦城 松井 一明
4 機張城 松井 一明
5 東莱城 岡寺 良
6 釜山浦城 加藤 理文
7 亀浦城 訓原 重保
8 梁山城 加藤 理文
9 金海竹島城 中井 均
10 安骨浦城 溝口 彰啓
11 熊川城 前田 利久
12 明洞城 岡寺 良
13 加徳城 加藤 理文
14 馬山城 訓原 重保
15 永登浦城 下高 大輔
16 松真浦城 溝口 彰啓
17 長門浦城 戸塚 和美
18 見乃梁城 早川 圭
19 固城城 下高 大輔
20 泗川城 津野 倫明
21 南海城 訓原 重保
22 順天城 松井 一明
倭城の見方
倭城の天守 戸塚 和美
倭城の虎口 下高 大輔
倭城の石垣 加藤 理文
倭城の堀 松井 一明
倭城の瓦 林 昭男
コラム
消えた倭城 孤浦里城
倭城が日本の城郭に与えた影響
倭城が朝鮮半島の城郭に与えた影響
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