雑口罵乱 5

雑口罵乱 5

DANWASHITSU 企画/編集
A5判 256ページ 並製
ISBN978-4-88325-483-5 C0052
奥付の初版発行年月:2012年07月
書店発売日:2012年07月26日
在庫僅少
1000円+税

担当から一言

琵琶湖岸の田んぼの真ん中にポツンと建った大学。ここに今活躍中の建築家や研究者が訪れ、学生達が交流しています。編集・制作も学生によるものです。

内容紹介

滋賀県立大学で建築を学ぶ学生有志が1999年より企画・運営を続ける講演会「DANWASHITSU」のレクチャー集。今号『雑口罵乱5』では「続・建築学のすすめ」をテーマに藤村龍至氏(建築家)、山崎亮氏(コミュニティアーキテクト)、末吉栄三氏(建築家)、石山修武氏(建築家)を収録。レクチャーと合わせて、毎回活発な議論の交わされる座談会や、滋賀県立大学教授陣によるコラムも豊富な図版・注釈と合わせて掲載している。

目次

はじめに 又吉重太

藤村龍至 建築家
  講 演 「グーグル的建築家像を目指して 批判的工学主義の可能性」
  座談会 「建築家としてどう生きていきたいか」他
    review 井上悠希「藤村龍至のメッセージ」
    column 藤田大樹「カタストロフィを経て浮かび上がる都市像」

山崎 亮 コミュニティデザイナー
  講 演 「デザインからマネジメントへ 「関係のデザイン」の役割」
  座談会 「最先端は、一万人以下の地方」他
    review 西出 彩「シンプルなコミュニケーション」
    column 岸本千佳「10年代的ハコづくり」

末吉栄三 建築家
  講 演 「<ただそこに在る建築>求めて 建築/場所を作ること」
  座談会 「あんたたちは何にでもなれるよ」他
    review 又吉重太「助け合う建築」
    column 鮫島 拓「オキナワと建築と社会とワタシ」
石山修武 建築家
  講 演 「2010年、若い学生諸君へ 生きのびる建築 転形期の自覚」
  座談会 「ちゃちなオリジナリティを振り回すな」他
    review 中田翔太「回想」
    column 川井 操「中国における編集的態度」

建築学のススメ
  布野 修司 「すべては建築である 建築を学ぶ全てのひとたちへ Big Game Architecting 」    松岡拓公雄 「建築学のススメ」改め「実践建築のススメ」
  陶器 浩一 「築くことは生きること」

レポート
  2011年2月 滋賀県立大学環境科学部建築・デザイン学科卒業設計作品
  2011年3月 中田翔太「トウキョウ建築コレクション」
  2011年5月 櫻井 藍「生きのびるための建築」

おわりに 中田翔太

前書きなど

"DANWASHITSUとは
滋賀県彦根市という、大学の先生以外の建築家と接点を持つことが難しい環境に対して、現在社会で活躍されている学外の建築家や研究者の方を滋賀県立大学にお呼びし、堅苦しい講演会という形ではなく、さながら談話をするかの雰囲気の中で、「ざっくばらん」に交流を持つ機会を設けようという動機のもと立ち上げられた企画である。
"

   

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