地震で沈んだ湖底の村

地震で沈んだ湖底の村 琵琶湖湖底遺跡を科学する

林 博通, 釜井 俊孝, 原口 強
A5判 144ページ 並製
ISBN978-4-88325-468-2 C3021
奥付の初版発行年月:2012年02月
書店発売日:2012年02月20日
在庫あり
2800円+税

内容紹介

琵琶湖岸に分布する湖底遺跡は、なぜ水中に没したのか? 湖底の音波探査が明らかにしたのは、大地震による液状化にともなう地すべりの痕跡だった。考古学的調査に理工学的調査を取り入れた湖底遺跡研究の最新成果。

目次

第1章 湖底遺跡の科学的実証法
1 琵琶湖の湖底遺跡とは
2 琵琶湖の水位
3 湖底遺跡調査の取組みにいたる経緯
4 考古学的調査方法と問題点
5 共同研究にいたる経緯
6 地盤構造の物理探査
7 音波を用いた湖底の地質工学的な調査方法

第2章 三ツ矢千軒遺跡の調査
1 水没村伝承と考古学的調査
2 陸域の地盤構造
3 湖底の地層探査
4 まとめ

第3章 尚江千軒遺跡の調査
1 水没村伝承と考古学的調査
2 湖岸陸地部の地盤調査
3 湖底の地層探査
4 まとめ

第4章 下坂浜千軒遺跡の調査
1 水没村伝承と考古学的調査
2 湖岸陸地部の地盤調査
3 湖底の地層探査
4 まとめ

第5章 おわりに
共同研究の成果と湖底遺跡研究の問題点
現代における防災上の意義
多面的な湖底遺跡研究への期待

   

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