2020年 5月 19日

今井信著『近江の名曲 淡海節 最後の柝の音から始まる物語』が中日新聞で紹介されました

 
▼近江の名曲・淡海節/文化人類学から紹介/大津の今井さん発刊
 
……堅田に生まれ育ち、名喜劇役者として全国にその名をとどろかせた志賀廼屋淡海(しがのやたんかい)が謡い始めた「淡海節」がテーマ。日本全国で流行し、一つの地域に収まりきれない劇中歌だったこの曲が、どのように滋賀県の民謡と呼ばれ、堅田の地域的アイデンティティーの象徴となるまでに回帰していったのか。
 その独特な経緯を、本人の手記や数多くの音盤、演劇評論や保存会への聞き取り調査結果といった資料を駆使し、丁寧に分析。また、淡海の全盛期・大正時代の娯楽や世相、文化などの背景や、レコードやラジオなどメディアの普及過程も踏まえ、淡海節の魅力に隠された謎を考察している。……(中日新聞2020/05/19)
 
近江の名曲 淡海節 最後の柝の音から始まる物語
ISBN978-4-88325-683-9 C0023
 

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