2007年 10月 23日

老舗学

NPO法人三方よし研究所の主たる事業として「なるほど三方よし講座」を1年に3回程度開催している。今年は「老舗に学ぶ」をテーマとしている。しなやかにしたたかに長年、営々と事業を継続してきた背景を探ろうという趣向である。

先月には、五個荘出身の近江商人、京都の塚喜商事社長の塚本喜左衛門さんのお話を伺い、そして塚喜さんの社会貢献事業に一端を見学させていただいた。
その感動覚めやらぬうちに、今回の「赤福問題」が浮上。
 おかげ横丁の事業展開を見学した折には、随分と感激した印象が残るだけに、残念な気持ちで一杯だ。

来月には、老舗学研究会代表の前川洋一郎先生から「今 なぜ老舗が話題か」をテーマのお話を聞く予定になっている。前川先生からは業態変革を続けながら、暖簾を守ってきたその底力を聞こうとするものである。今回の問題を、どのような見解でお話いただけるのであろうか。

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