にじいろ宝箱

にじいろ宝箱 滋賀でがんばるお友だち

滋賀県児童図書研究会 編
A5横変 184ページ 並製
ISBN978-4-88325-623-5 C8095
奥付の初版発行年月:2017年10月
書店発売日:2017年10月31日
在庫あり
1400円+税

目次

たらんぼ タラッタ オペレッタ 岸栄吾
みんなで賤ケ岳に登ったよ 阿部幸美
古代ゾウ見つけるゾウ 一円重紀
長浜曳山まつり「シャギリ」 西堀たみ子
ほくが学校にいけなかった時のこと 田中純子
オオサンショウウオが棲む里で 村田はるみ
ミラクル ミラクル 樋口てい子
北リンピックでガチンコ勝負 草香恭子
ゆうきのマラソン大会 平松成美
まみの土器つくり 林田博惠
金太郎相撲大会 鈴木幸子
初めてのスキー 近藤きく江
朝日豊年太鼓踊 藤谷礼子
「おへそ あるん?」 松本由美子
ゆうれいビルが守った森 古田紀子
ハッタミミズを知ってるかい? 今関信子

『にじいろ宝箱』を読んでくれた皆さん、おうちのみなさんへ
参考文献・協力いただいた方
挿絵を描いた人たち・執筆者紹介

前書きなど

この本を読むみなさんへ

近江の人はようはたらくことでゆうめいなんやで。
けどな、むかーしむかしはちごたんや。みんななまけてばかりおったんや。
それを見て神様がひどうおこらはって 大きな足でどーんとふみつぶさはったんや。
その足あとがびわ湖になったんやと……。
そんなことがあってから、近江の人々は心をいれかえようはたらくようになったんやそうな。

みなさんは、こんな民話を知っていますか。
足の形に似たびわ湖のまわりで、いろんな人が生きています。

いろんな子どもが、力いっぱい生活しています。
いろんなことに取り組んでいます。

笑っている子がいます。
泣いている子がいます。
おこっている子がいます。
うつむいてくちびるをかんでいる子がいます。
よろこんでジャンプしている子がいます。
考えている子がいます。
ため息をついている子がいます。
がっかりしている子がいます。
ドキドキしている子がいます。
ワクワクしている子がいます。
つかれている子がいます。

みんなみんな宝です。
かけがえのない暮らしこそ、きらきら光る宝物です。
どんなときでも、生きているってすてきです。

にじいろの宝箱から、どんな宝物が出てくるでしょう。
こんどは、あなたの話を、聞かせてくださいね。
楽しみにしています。

   

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